任意のStorageサーバにデバイスを追加した場合、以下の方法でAdvancedCopy Managerのバックアップ運用に組み込みます。
この処理は、GUI操作およびコマンド操作で実施することができます。
GUIでの操作方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「新しいデバイスの追加」を参照してください。
また、コマンドを使用して、デバイスを追加する場合は、以下の手順となります。
12.3.7 stgxfwcmsetdev(デバイス情報取得/反映コマンド)で、新規に追加したデバイスの情報を取得し、管理情報に反映します。
12.2.1.3 swstdevinfoset(デバイス情報設定コマンド)で、追加したデバイスの運用種別を設定します。
追加したデバイスを業務ボリュームとして定義した場合は、12.2.1.5 swstbkpolset(バックアップポリシー設定コマンド)で、バックアップポリシーを設定します。
注意
デバイス追加時に、ディスクやメモリなどのシステム資源が不足する可能性があります。デバイス追加操作を行う前に、システム資源の再見積りを行ってください。詳細は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の「必要資源」を参照してください。
デバイス追加時に、リポジトリ更新時に必要となる領域が不足する場合があります。そのため、デバイス情報を取り込む前に、リポジトリ更新時に必要となる領域が不足していないか確認し、不足している場合は、領域を空けた後に、デバイス情報を取り込んでください。手順は、11.2.3 リポジトリへのアクセス失敗時の対処方法」の手順2を参照してください。
デバイス追加時にリポジトリ(リポジトリデータ格納DBスペース用ディレクトリ)の容量が不足する可能性があります。デバイス追加操作を行う前に、リポジトリ容量の再見積りを行ってください。見積り方法は、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 導入手引書』の 「データベース領域の見積り」を参照してください。
再見積りの結果、65MBに満たない場合は、容量の拡張は不要です。65MBを超える場合は、容量を拡張した後、デバイス追加操作を行ってください。拡張方法は、「11.2.1 リポジトリの容量不足時の対処方法」を参照してください。