他プロセスが処理対象ボリュームを使用していることが原因で、バックアップ、レプリケーションの前処理で実施する、ボリュームロック処理が失敗することがあります(以降の説明では、このロックエラーを「使用中ロックエラー」と呼びます)。「使用中ロックエラー」が発生した場合、バックアップ機能、レプリケーション機能のコマンドは以下のエラーメッセージを出力して異常終了します。
[バックアップ機能の場合]
swst3607 ボリュームのロックに失敗しました。ボリュームが他のプロセスによって使用されていないか確認してください。エラーコード=5(FSCTL_LOCK_VOLUME)、ボリューム名=[VOLUME NAME] |
[レプリケーション機能の場合]
swsrp3607 ボリュームのロックに失敗しました。ボリュームが他のプロセスによって使用されていないか確認してください。エラーコード=5(FSCTL_LOCK_VOLUME)、ボリューム名=[VOLUME NAME] |
AdvancedCopy Manager 14.0以降では、「使用中ロックエラー」発生時に原因プロセスを特定するための資料採取(ファイルハンドルを使用しているプロセス一覧の採取)を行う機能が用意されています。