“Interstage Business Application Server”と“Interstage Job Workload Server”を同一筐体にインストールする時の注意事項を以下に示します。
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合の注意事項
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合には、“Interstage Business Application Server”をインストールするときに、高信頼性ログClient機能を選択してインストールしないでください。
“Interstage Business Application Server”を高信頼性ログClient機能を選択してインストールしている状態で、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを選択すると、“Interstage Job Workload Server”のインストールがエラーで失敗します。
したがって、バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合には、“Interstage Business Application Server”インストール時に、高信頼性ログ機能をインストールしないようにするか、高信頼性ログServer機能を選択してください。
バッチジョブ定義データベースにSymfoware/RDBを利用する場合の詳細は、“Interstage Job Workload Server 解説書”の“互換に関する情報”を参照してください。
“Interstage Business Application Server”を運用している環境に、“Interstage Job Workload Server”をインストールする場合の注意事項
“Interstage Job Workload Server”をインストールする前に以下の作業を行ってください。
システムの運用停止の詳細は、“3.1.1.2 システムの運用停止”を参照してください。
ログ出力サービスを、apfwstoplogコマンドで停止してください。
# /opt/FJSVapclg/bin/apfwstoplog |
apfwstoplogコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
Interstage管理コンソールを、ismngconsolestopコマンドで停止してください。
# /opt/FJSVisgui/bin/ismngconsolestop |
ismngconsolestopコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）”を参照してください。
Interstage運用グループに設定されているグループを、issetsecuritymodeコマンドで確認後、対象グループがOSのグループとして存在することを確認してください。
# /opt/FJSVisas/bin/issetsecuritymode -l |
issetsecuritymodeコマンドの詳細は、“Interstage Application Server リファレンスマニュアル（コマンド編）”を参照してください。
対象グループが存在しない場合には、以下のいずれかの作業を行ってください。
対象グループを作成したときと同じグループIDでグループを再作成してください。
新たにグループを作成後、issetsecuritymodeコマンドとapfwsetsecuritymodeコマンドを、作成したグループ名で実行して、Interstage運用グループを変更してください。
apfwsetsecuritymodeコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
