名前
btfwaddgenfileinf -世代ファイル情報の登録/更新
形式
世代ファイル情報の登録
btfwaddgenfileinf -g 世代ファイル名 -d ディレクトリ名 -a 最大世代数 [-t 保持期間] [-e {EMPTY | NOEMPTY}]
世代ファイル情報の更新
btfwaddgenfileinf -g 世代ファイル名 -d 変更前ディレクトリ名 -r《[-a 最大世代数] [-t 保持期間] [-e {EMPTY | NOEMPTY}] [-m 変更先ディレクトリ名]》
機能説明
世代ファイル情報を登録または更新します。
世代ファイル情報の登録は、バッチジョブ定義の登録と併せて、ジョブの開始前に行います。
オプション
世代ファイル名を指定します。
世代ファイル名は、ピリオドと“G”+絶対世代番号を付加しない形式です。
世代ファイルを格納するディレクトリ名または論理ディレクトリ名を指定します。
論理ディレクトリ名を指定した場合は、本コマンド実行時の論理ディレクトリ定義の指定に基づいて格納ディレクトリを決定します。
ファイル世代を管理する最大世代数を指定します。
最大世代数の指定可能な範囲は、1~10000です。
ファイル世代を管理する保持日数を指定します。
指定可能な範囲は、1~9999です。
保存日数の期間に9999 を指定した場合または本オプションを省略した場合は、保持期間の制限なしに-aオプションで指定した最大世代数分の世代を保存します。
世代数が最大世代数を超えた場合の世代情報と世代ファイルの取り扱いを指定します。
世代ファイル情報を登録する場合に本オプション省略時は、NOEMPTYを-eオプションの値として扱います。
世代ファイル情報を更新する場合に本オプション省略時は、すでに登録されている設定は変更されません。
指定値 | 内容 |
---|---|
EMPTY | 作成済みのすべての世代を保存対象から外してから世代を作成します |
NOEMPTY | 古い世代から順に保存対象から外して世代を作成します |
-gオプションで指定した世代ファイル名がすでに世代管理ファイルに登録されていた場合、世代管理ファイルを更新します。
世代ファイル情報を更新する場合に省略したオプションについては、すでに登録されている設定は変更されません。
世代ファイルを格納するディレクトリを変更する場合に、変更先のディレクトリ名を絶対パスで指定します。または論理ディレクトリ名を指定します。
論理ディレクトリ名を指定した場合は、本コマンド実行時の論理ディレクトリ定義の指定に基づいて格納ディレクトリを決定します。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)またはInterstage運用者
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
世代ファイル情報を登録します。
# btfwaddgenfileinf -g fileA -d /work -a 7 -e NOEMPTY |
C:\> btfwaddgenfileinf -g fileA -d C:\work -a 7 -e NOEMPTY |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
1:正常終了(警告)
2:パラメタエラー
3:1,2,99以外のエラー
99:システムエラー
注意事項
本コマンドは、バッチ実行サービスが稼動している状態で実行してください。
ジョブが停止した状態で実行してください。本コマンドが実行中にジョブが投入された場合、ジョブは本コマンドの処理終了まで待ってから開始されます。
世代ファイル情報を更新時に、登録時と同じ論理ディレクトリ名を使用する場合は、事前に論理ディレクトリ定義の絶対パスを変更する必要があります。