名前
btfwaltqdef - ジョブキューの定義変更
形式
btfwaltqdef 《[-m ジョブの多重度] [-s {投入可能ジョブ数 | nocheck}] [-t {実行経過時間制限値 | nocheck}] [-Q]》 ジョブキュー名
機能説明
指定したジョブキューの定義を変更します。
変更可能な情報は以下のとおりです。
ジョブの多重度
投入可能ジョブ数
実行経過時間制限値
デフォルトジョブキューの指定
変更する情報は最低1個指定する必要があります。
指定したジョブキュー名は存在している必要があります。
オプション
ジョブの多重度を1~64の範囲で指定します。
ジョブキューの投入可能なジョブ数を指定します。
指定値は以下のとおりです。
指定値 | 内容 |
---|---|
0~99,999 | 指定値を指定ジョブキューに対する投入可能ジョブ数とします。 |
nocheck | 投入可能ジョブ数の確認はジョブキュー単位に行わず、ジョブスプールの投入可能ジョブ数で行います。 |
ジョブキューのジョブの実行経過時間制限値を指定します。
指定値 | 内容 |
---|---|
1~99,999,999 | 指定値を指定ジョブキューに対するジョブの実行経過時間制限値とします。単位は秒です。 |
nocheck | ジョブの実行経過時間を監視しません。 |
指定したジョブキューをデフォルトジョブキューとして定義します。ジョブの投入時にジョブキュー名を省略した場合、ジョブはこのデフォルトジョブキューにキューイングされます。
すでに他のジョブキューがデフォルトジョブキューとして定義されている場合、デフォルトジョブキューは、本コマンド実行時に指定したジョブキューに切り替わります。
オペランド
対象のジョブキュー名を指定します。
実行可能ユーザ
システム管理者(スーパユーザ)
システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)
使用例
ジョブキューの投入可能ジョブ数を変更します。
# btfwaltqdef -s 100 que001 |
コマンドの復帰コード
0:正常終了
上記以外:異常終了
注意事項
対象ジョブキューが稼働中でも設定は変更できます。ただし、定義の変更をバッチサービスに反映するためには、バッチサービスを初期化モードで開始する必要があります。
-mオプションの指定により、システム内のジョブキューのジョブの多重度の合計が、64を超えた場合においても、BTFW03006のメッセージが出力されます。