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Interstage Job Workload Server V9.2.0 リファレンス

2.22 btfwrlsjob(ジョブの保留解除)

名前

btfwrlsjob - ジョブの保留解除

形式

btfwrlsjob [-z] ジョブ番号 […]

機能説明

保留中状態のジョブを保留解除します。
保留解除対象のジョブは1~10個指定できます。保留解除はジョブごとに行い、保留解除の結果を出力します。なお、保留解除に失敗した場合、継続可能なエラー(ジョブがすでに実行待ち状態など)であれば次のジョブの保留解除を行います。

保留解除可能なジョブは本コマンドの実行ユーザにより異なります。

ユーザ

対象ジョブ

システム管理者(SolarisおよびLinuxの場合はスーパユーザ、Windows(R)の場合はAdministratorsグループに所属するユーザ)

すべてのジョブ


Interstage運用者

バッチシステム利用者が投入したジョブおよび本コマンドの実行ユーザと同じユーザが投入したジョブ

バッチシステム利用者

本コマンドの実行ユーザと同じユーザが投入したジョブ

オプション

-z

保留解除の結果を表示しない場合に指定します。
本オプション指定時は、ジョブの保留解除に成功したことを示すメッセージを表示しません。ただし、ジョブの保留解除が失敗した場合、本オプションの指定の有無に関係なくエラーメッセージを表示します。
本オプション省略時は、ジョブの保留解除に成功したことを示すメッセージを表示します。

オペランド

ジョブ番号

対象のジョブ番号を1~99,999の範囲で指定します。指定できる個数は1~10です。

実行可能ユーザ


システム管理者(スーパユーザ)、Interstage運用者またはバッチシステム利用者

システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)またはバッチシステム利用者

使用例

1個のジョブを保留解除します。

$ btfwrlsjob 55
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 16013: Released job. : JOBNO=55 JOBNAME='job_A100'

複数のジョブを保留解除します。

$ btfwrlsjob 55 56 57
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 16013: Released job. : JOBNO=55 JOBNAME='job_A100'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 16013: Released job. : JOBNO=56 JOBNAME='job_A101'
FSP_INTS-JOB_BTFW: INFO: 16013: Released job. : JOBNO=57 JOBNAME='job_A102'

コマンドの復帰コード

0:正常終了
1:警告終了
上記以外:異常終了

注意事項