[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面で、COBOL実行基盤インタフェースの生成対象として設定したアプリケーション情報に基づいて、COBOL実行基盤インタフェースを生成します。
COBOL実行基盤インタフェースの生成の手順を、以下に説明します。
COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行するには、開発環境にインストールしているInterstageのCORBAサービスと接続できるようにしておく必要があります。isstartコマンドを使用して、Interstageを起動してから以下の手順を実行してください。
[生成対象のアプリケーション情報]一覧でCOBOL実行基盤インタフェースの生成対象とするアプリケーション情報の[生成対象]をチェックします。
[生成]をクリックすると、COBOL実行基盤インタフェースの生成を開始します。
[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面の設定内容が変更されている場合は、設定を適用してCOBOL実行基盤インタフェースを生成するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます。
[OK]をクリックした場合、[COBOL実行基盤インタフェース生成]画面の設定内容を適用して、COBOL実行基盤インタフェース生成を開始します。[キャンセル]をクリックした場合、COBOL実行基盤インタフェースの生成を中止します。
COBOL実行基盤インタフェースとして生成されるファイルがすでに存在する場合、上書き確認をするダイアログボックスが表示されます。すでに存在しているファイルを上書きする場合は、[上書き対象]をチェックして[OK]をクリックしてください。
COBOL実行基盤インタフェース生成の処理が終了すると、生成結果のダイアログボックスが表示されます。
[生成結果]一覧の[結果]に表示される項目の種類について、以下に説明を示します。
項目 | 説明 |
---|---|
OK | COBOL実行基盤インタフェース生成の処理が正常に終了した場合に表示されます。 |
OK(警告有り) | バッチアプリケーションに渡すパラメタに無効なデータ属性が指定された状態でCOBOL実行基盤インタフェースを生成した場合に表示されます。 |
SKIP | 上書きを確認するダイアログボックスで[上書き対象]をチェックしなかった場合に表示されます。 |
ERROR | COBOL実行基盤インタフェース生成の処理で異常終了した場合に表示されます。 [生成結果]一覧で対象の行を選択すると、[結果詳細]にエラーの詳細が表示されます。 |
COBOL実行基盤インタフェース生成の処理が異常終了した場合、[結果詳細]に以下の形式のメッセージが表示されることがあります。
FSP_INTS-BAS_DEV: エラー: xxxx: apfwcbl:・・・(注) |
注)xxxxには、4桁のメッセージ番号が入ります。
上記のメッセージは、COBOL実行基盤インタフェースの生成時に呼び出されるapfwcblコマンドでエラーが発生した場合に表示されます。“Interstage Business Application Server メッセージ集”の“メッセージ番号がFSP_INTS-BAS_DEVで始まるメッセージ”を参照して対処を行い、再度、COBOL実行基盤インタフェースの生成を実行してください。
apfwcblコマンドの詳細については、“Interstage Business Application Server リファレンス”の“apfwcbl”を参照してください。
COBOL実行基盤インタフェースの生成後に、COBOLプロジェクトの[プロパティ]画面でCOBOLアプリケーションのターゲットファイルの名前を変更した場合、生成済みのCOBOL実行基盤インタフェースと不整合が発生することがあります。ターゲットファイルの名前を変更前の値に戻すか、COBOL実行基盤インタフェースを再生成してください。
COBOL実行基盤インタフェースの実行を行うと、プロジェクト配下に以下のファイルが作成されます。
.TMP_APFWCBLINFxxxx(注) |
注)xxxxには、4桁の番号が入ります。
このファイルは、COBOL開発支援ツールによって作成される一時ファイルです。通常、COBOL実行基盤インタフェース生成の処理の完了時に削除されます。COBOL実行基盤インタフェースの生成の処理が異状終了した場合、ファイルが残ることがあります。この場合は、手動で削除してください。