COBOL実行基盤インタフェース生成ツールを実行するには、“Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ”をインストールしたWindows(R)上でapfwcblコマンドを実行します。
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールが生成するファイル
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールは、以下のファイルを生成します。
ファイル名 | ファイル種別 | 備考 |
---|---|---|
AAAAA_apfwskel.cob | COBOL実行基盤インタフェース |
|
AAAAA_funcDef.xml | アプリケーションインタフェース定義ファイル | |
AAAAA_callHandler.xml | アプリケーション呼出し定義ファイル |
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールの実行
Interstage Job Workload Serverでは、apfwcblコマンドを以下の形式で実行する必要があります。
apfwcbl -x アプリケーション情報入力ファイル名 -o 出力ファイルパス |
以下のオプションを指定します。
“6.1.1 アプリケーション情報入力ファイルの作成”で作成したアプリケーション情報入力ファイルを絶対パス、または相対パスで指定します。
生成するファイルの出力先のパスを絶対パスで指定します。相対パスでは指定できません。省略した場合は、-xオプションで指定したアプリケーション情報入力ファイルのディレクトリに生成されます。
アプリケーション情報入力ファイル名が“c:\gyoumu\appl_info.xml”、出力先パスが“c:\gyoumu\define_file”の場合の実行例を以下に示します。
c:\>apfwcbl -x c:\gyoumu\appl_info.xml -o c:\gyoumu\define_file |
apfwcblコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。ただし、上記に示した形式以外での実行は行わないでください。
apfwcblコマンドが出力するメッセージは、“Interstage Business Application Server メッセージ集”を参照してください。
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールが生成したファイルを修正した場合、バッチワークユニットおよびバッチアプリケーションの動作を保証しません。
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで処理できるバッチアプリケーションは1個のみです。COBOL実行基盤インタフェース生成ツールは、バッチアプリケーションごとに実行してください。
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールは、以下の環境で実行してください。
Interstage Studio上のInterstageが起動している。
NetCOBOLをインストールしている。
COBOL実行基盤インタフェース生成ツールは、実行例に示すとおり“ドライブ名”直下のディレクトリで実行してください。
バッチアプリケーションの処理の修正時、以下の条件に当てはまる場合は、COBOL実行基盤インタフェース生成ツールを実行する必要はありません。
バッチアプリケーションの入力パラメタの修正を行っていない。かつ、
COBOL実行基盤インタフェースを作成済みの場合
apfwcblコマンドは、Windows(R)のコマンドプロンプト、またはDOSプロンプト上で実行してください。