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Interstage Job Workload Server V9.2.0 バッチ開発ガイド

6.1 COBOLアプリケーションの配備

COBOLアプリケーションの配備作業の流れは以下です。

なお、Windows(R)上のNetCOBOLを使用した開発方法を記載しています。

配備に必要なファイル生成の概要

COBOL実行基盤インタフェース生成ツール(apfwcblコマンド)を実行することにより、“COBOL登録集”と“アプリケーション情報入力ファイル”から以下のファイルを生成します。


アプリケーション連携実行基盤定義ファイルなど、配備の作業手順は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチアプリケーションの配備”で説明しています。


COBOLアプリケーションの配備に関連する資材の一覧を以下に示します。

資材

インタフェース生成

コンパイル/リンク

配備

説明

COBOLプログラム

  

指定する資材

  

バッチアプリケーションのCOBOLのソースプログラムです。

COBOL登録集

  

指定する資材

  

COBOLの登録集です。COBOLプログラムのコンパイル時に使用します。
COBOLの登録集には以下があります。
・ バッチアプリケーションの入力パラメタを設定したCOBOL登録集
・ 利用者が作成したCOBOL登録集
・ バッチ実行基盤が提供しているCOBOL登録集

アプリケーション情報入力ファイル

指定する資材

  

  

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールの実行時に指定するファイルです。
バッチアプリケーション名、ライブラリ名、インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定します。

COBOL実行基盤インタフェース

生成される資材

指定する資材

  

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。COBOLプログラムのコンパイル/リンク時に使用します。バッチ実行基盤とバッチアプリケーションを繋ぐためのインタフェースです。実行基盤インタフェースとも呼びます。

アプリケーションインタフェース定義ファイル

生成される資材

  

配備する資材

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチアプリケーションのプログラム名、パラメタ名、型などのインタフェース情報を定義したファイルです。バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。指定したファイルは、バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ、処理が行われます。

アプリケーション呼出し定義ファイル

生成される資材

  

配備する資材

COBOL実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの1つです。バッチアプリケーション名、プログラム名、ライブラリ名を定義し、バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。指定したファイルは、バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ、処理が行われます。

バッチアプリケーション(ライブラリ)

  

生成される資材

配備する資材

バッチジョブで実行するアプリケーションのライブラリです。COBOLプログラムをコンパイル/リンクして作成します。
バッチアプリケーションを配備する場合に指定します。

アプリケーション連携実行基盤定義ファイル

  

  

配備する資材

アプリケーション連携実行基盤で、バッチアプリケーションが使用する文字コードなどを設定するファイルです。

詳細は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの編集”を参照してください。

アプリケーション配備定義ファイル

  

  

配備する際に指定する資材

バッチアプリケーションを配備するための情報を定義したファイルです。アプリケーションの配備コマンドを実行する際に指定します。

詳細は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“アプリケーション配備定義ファイルの作成”を参照してください。