バッチワークユニットへの配備は、バッチアプリケーション単位ではなく、ライブラリ単位で行います。
ジョブの投入は、ジョブキューに対して行います。このため、ジョブキューに関連付けられたバッチワークユニットに、ジョブから呼び出されるバッチアプリケーション(ライブラリ)を配備します。したがって、以下のような場合は、複数のバッチワークユニットに同一のライブラリを配備します。
複数のジョブキューに同一のジョブを投入する場合
同一のアプリケーションを呼び出すジョブが複数存在し、これらのジョブを投入するジョブキューが複数存在する場合
以下に、バッチワークユニットが複数存在する場合の例を示します。
バッチアプリケーションの配備構成
バッチワークユニットに配備するアプリケーションは、“cobol_3”や“cobol_4”のように、同じアプリケーションであっても、異なるジョブの実行環境で実行する場合は、それぞれのジョブの実行環境のバッチワークユニットに配備する必要があります。
スクリプトやコマンドは、バッチワークユニットにパスを登録して、ジョブの実行環境が異なるジョブから実行される場合でも、“shell_1”のように共通の場所に配置します。
ジョブキュー、イニシエータ、およびバッチワークユニットの設定方法は、“Interstage Job Workload Server セットアップガイド”の“バッチサーバ環境の作成”を参照してください。