Interstage Application Server インストールガイド −Linux−
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第4章 インストール作業> 4.2 GUIインストーラによるインストール

4.2.2 Windows環境でのインストールシェルスクリプト出力について

 GUIインストーラからインストールシェルスクリプトを出力する手順について説明します。
 本作業は、Windows2000またはWindows XP、Windows 2003 Server、Windows Vista上で実行する必要があります。

1) インストーラの起動

 サーバパッケージ1枚目のCD-ROM媒体をCD-ROM装置に挿入すると自動的にインストーラが起動します。起動しない場合、以下のコマンドを実行し、インストーラを起動します。

 “インストール内容の確認”までの操作は“GUIインストーラの起動と情報設定”を参考に操作してください。

# autorun.exe <RETURN>

2) “設定内容の変更”画面でのホスト名の変更

 “設定内容の変更”画面で、必ず、[インストール対象のホスト名]を変更してください。デフォルトに設定されるホスト名はWindows環境のホスト名が指定されています。該当のサーバのホスト名に修正してください。

 各設定項目にある以下の項目については、実際のサーバ側の環境を確認して設定してください。

3) インストール内容の確認

 “インストール内容の確認”画面で設定内容を確認し、内容に誤りがなければ、[次へ]をクリックしてください。インストールシェルスクリプトが作成されます。

4) インストールシェルスクリプト作成結果

 “インストールシェルスクリプト作成結果”画面で、[次へ]をクリックしてください。

5) インストールログ・シェルスクリプトの出力

 “インストールログ・シェルスクリプトの出力”画面で、出力ディレクトリを指定し、[終了]をクリックしてください。
 保存されるファイルを以下に示します。

ファイルの種類

説明

インストールログファイル

[インストールログを保存する]を選択した場合に保存されます。
インストール対象の機能情報、各種設定内容などが出力されます。

インストールシェルスクリプト

このインストールシェルスクリプトをインストール対象のマシン上で実行すると今回GUIインストーラで設定した内容でインストールができます。このインストールシェルスクリプトを使用したインストール方法については、“出力インストールシェルスクリプトでのインストール”を参照してください。

アンインストールシェルスクリプト

作成したインストールシェルスクリプトでインストールしたパッケージをアンインストールすることができます。


 出力ディレクトリをc:\tmp\logとした場合、以下のファイル名で保存されます。

[出力形式をテキストファイルで選択した場合]

ファイルの種類

保存ファイル名

インストールシェルスクリプト

c:\tmp\log\isinstaller\setupinstall.sh

アンインストールシェルスクリプト

c:\tmp\log\isinstaller\setupuninstall.sh

[出力形式をZipファイルで選択した場合]

ファイルの種類

保存ファイル名

インストールシェルスクリプト

c:\tmp\log\isinstaller_ホスト名.zip
上記ファイルを展開すると[出力形式をテキストファイルで選択した場合]で示した資材が含まれます。

アンインストールシェルスクリプト

[インストールログを保存する場合]

ファイルの種類

保存ファイル名

インストールログファイル

アプリケーションサーバ機能のインストールの場合
  c:\tmp\log\product_isas.log

Web Package機能のインストールの場合
  /tmp/log/product_wp.log


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