Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.5 利用者に関する操作

4.5.10 強制サインオン

 利用者が、業務サーバコンテンツの使用中にサインオフせずにWebブラウザを閉じると、不要なセションが残ってしまい、同じユーザIDでサインオンすることができなくなる場合があります。
 このような場合、セションが自動的に無効になるのを待ち合わせたり、SSO管理者にセションを無効にするように依頼したりすることなく、利用者が再度同じユーザIDでサインオンしなおすことができます。この際、不要なセションは自動的に無効になります。

 すでにサインオンしているユーザIDと同じユーザIDでサインオンした場合、以下のような強制サインオン問い合わせページが表示されます。

 強制サインオン問い合わせページで各ボタンをクリックした場合、以下のように動作します。

 強制サインオン問い合わせページのメッセージについては、SSO管理者が、認証サーバに格納されている、以下のメッセージファイルを編集することでカスタマイズすることができます。

 強制サインオン問い合わせページのメッセージのカスタマイズ方法については、“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。

 強制サインオンを行う場合は、リポジトリサーバ(更新系)のInterstage 管理コンソールを使用して[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[セション管理詳細設定[表示]]をクリックし、[サインオン]の[強制サインオン]を“許可する”に設定してください。
 項目の詳細、および設定方法については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。


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