Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第4章 運用・保守> 4.1 シングル・サインオンの起動

4.1.2 認証サーバの起動

 認証サーバは、認証サーバを構築したマシンのInterstage管理コンソールを使用して起動することができます。なお、認証サーバを運用する場合には、リポジトリサーバが正常に起動している必要があります。
 また、統合Windows認証を行う場合は、統合Windows認証アプリケーションの起動が必要です。

 Interstage管理コンソールの起動については“運用ガイド(基本編)”を、Interstage管理コンソールの画面操作については、Interstage管理コンソールのヘルプを参照してください。

認証サーバの起動

 Interstage HTTP Serverを起動することにより認証サーバは起動します。Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [Webサーバ名] > [Webサーバ名:状態]画面にて[起動]ボタンをクリックしてください。Webサーバ名には、認証サーバが組み込まれているWebサーバを選択してください。認証サーバが正常に起動した場合は、システムのログに情報を出力します。
 なお、認証サーバとリポジトリサーバを1台のマシンに構築している場合は、Interstage HTTP Serverの起動により認証サーバ、リポジトリサーバの両方が起動します。

 Interstage HTTP Serverは、コマンドを使用するなど、別の方法で起動することも可能です。Interstage HTTP Serverの詳細な起動方法については、“Interstage HTTP Server 運用ガイド”を参照してください。

統合Windows認証アプリケーションの起動

 Interstage管理コンソールを使用して、[システム] > [ワークユニット] > [IJServer名] > [操作]タブを選択し、[起動]ボタンをクリックして、ワークユニットを起動してください。

ワークユニットの起動ユーザ

 統合Windows認証アプリケーションを配備したワークユニットを起動する場合、ワークユニットの起動ユーザとWebサーバの実効ユーザ、または実効グループの権限を一致させる必要があります。

 Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のUserディレクティブ、またはGroupディレクティブの設定に合わせ、以下のいずれかのユーザで統合Windows認証アプリケーションを配備したワークユニットを起動してください。


 以下のような設定でワークユニットを起動する場合は、operatorユーザがnobodyグループに所属するようにOSのユーザ権限を設定してください。

Interstage HTTP Serverの環境定義ファイル(httpd.conf)のGroupの設定

ワークユニットの起動ユーザ

nobody

operator

 また、Webサーバの実効ユーザ、または実効グループを変更する場合の注意事項については、“Webサーバの実効ユーザを変更する場合の注意事項”、または“Webサーバの実効グループを変更する場合の注意事項”を参照してください。


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