Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド
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第3章 環境構築(業務サーバ管理者編)> 3.4 Webサーバへの組み込み

3.4.3 Microsoft(R) Internet Information Services 5.0 への組み込み

 Microsoft(R) Internet Information Servicesに業務サーバを組み込む手順を説明します。
 以下に、Microsoft(R) Internet Information Services 5.0で使用しているWebサイトに業務サーバを組み込む手順を、Microsoft(R) Windows(R) 2000 Serverを例に説明します。
 なお、Microsoft(R) Internet Information Services 5.0使用時は、本製品のインストール後にシステムの再起動が必要です。システムを再起動していない場合、業務サーバのプログラムの読み込みに失敗する場合があります。

  1. [スタート]メニューで[プログラム]−[管理ツール]−[インターネットサービスマネージャ]を選択します。

     Microsoft(R) Internet Information Servicesが起動されている場合は、停止してください。停止は、[スタート]メニューで[プログラム]−[管理ツール]−[サービス]を選択し、ウィンドウの[World Wide Web Publishing Service]を選択し[操作]を選択します。一覧から[停止]を選択します。

  2. 業務サーバを組み込むWebサイトを選択します。
    以下は、“業務サーバ”というWebサイトに組み込む例です。

  3. プロパティを選択してプロパティシートを開きます。プロパティシートの[ISAPIフィルタ]タブを選択して[追加]ボタンをクリックします。
    なお、すでにISAPIフィルタが設定されている場合は、手順4で業務サーバのプログラムをISAPIフィルタに追加した後、業務サーバのプログラムが一番上に表示されるよう順番を変更してください。

  4. フィルタ名を入力し、実行ファイルに業務サーバのプログラムを絶対パスで設定します。
    以下の例は、フィルタ名に“業務サーバ”、実行ファイルに“C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib\F3FMssoatziis.dll”を設定しています。
    設定終了後、[OK]ボタンをクリックします。

  5. 業務サーバを組み込むWebサイトを選択します。
    [新規作成]−[仮想ディレクトリ]を選択し、仮想ディレクトリの作成ウィザード画面を表示します。

  6. 仮想ディレクトリ エイリアスに“fj-is-sso”を設定します。

  7. Webサイトのコンテンツのディレクトリパスに業務サーバのlibディレクトリを指定します。
    以下の例は、ディレクトリに“C:\Interstage\F3FMsso\ssoatzag\lib”を設定しています。

  8. 仮想ディレクトリのアクセス許可に読み取り権と、ISAPIアプリケーションの実行権を設定します。

    仮想ディレクトリの作成ウィザード画面を終了します。

  9. 設定終了後、[OK]ボタンをクリックし、Microsoft(R) Internet Information Servicesを開始してください。開始は、[スタート]メニューで[プログラム]−[管理ツール]−[サービス]を選択し、ウィンドウの[World Wide Web Publishing Service]を選択し[操作]を選択します。一覧から[開始]を選択します。

 Microsoft(R) Internet Information Servicesのサイトの詳細については、Microsoft(R) Internet Information Servicesの“インターネット インフォメーション サービス” の“ヘルプ(H)”を参照してください。


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