カストマイズしたデータベースセットアップ用スクリプトをrdbddlexコマンドで実行することにより、バッチジョブ定義データベースを構築します。
バッチジョブ定義データベースの作成手順
バッチジョブ定義データベースの作成手順を以下に示します。
Symfowareシステムを起動します。
Symfowareシステムを起動するrdbstartコマンドを以下に示します。
rdbstart |
rdbstartコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
データベースの作成は、rdbddlexコマンドに、データベース作成用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
データベース作成時のrdbddlexコマンドの形式を以下に示します。
rdbddlex -d BTFWDB 格納ディレクトリ/btfwcreate_db.ddl |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
データベーススペースの作成は、rdbddlexコマンドに、データベーススペース作成用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
データベーススペース作成時のrdbddlexコマンドの形式を以下に示します。
rdbddlex -d BTFWDB 格納ディレクトリ/btfwcreate_dbsp_fs.ddl |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
バッチジョブ定義データベースの管理者ユーザ、および運用者ユーザを作成します。また、パスワードを変更する場合は、変更します。
ユーザの作成
ユーザの作成は、rdbddlexコマンドに、ユーザ作成用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
ユーザ作成時のrdbddlexコマンドの形式を以下に示します。
rdbddlex -d BTFWDB 格納ディレクトリ/btfwcreate_user.ddl |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
作成したユーザのパスワードは以下の通りです。
管理者ユーザ(btfwadm) :btfw000
運用者ユーザ(btfwuser):btfw000
パスワードの変更
パスワードの変更は、rdbddlexコマンドに、パスワード変更用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
パスワードの変更はデータベースを作成したユーザでログインして実施してください。
以下に、パスワード変更時のrdbddlexコマンドの形式を示します。
rdbddlex -d BTFWDB パスワード変更用DDLファイル名 |
ユーザ名"btfwadm"のパスワードを"btfw001"、ユーザ名"btfwuser"のパスワードを"btfw002"に変更する場合の、パスワード変更用DDLファイルの記述例を以下に示します。
[パスワード変更用DDLファイル]
ALTER USER btfwadm PASSWORD 'btfw001'; |
パスワード変更用DDLファイルの管理は厳重に行い、システム管理者(スーパユーザ)以外のユーザが参照できない場所に格納してください。
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
ALTER USER文の詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
スキーマの作成は、rdbddlexコマンドに、スキーマ作成用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
スキーマ作成時のrdbddlexコマンドの形式を以下に示します。
rdbddlex -d BTFWDB 格納ディレクトリ/btfwcreate_schema.ddl |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
表の作成は、rdbddlexコマンドに、表作成用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
表作成時のrdbddlexコマンドの形式を以下に示します。
rdbddlex -d BTFWDB 格納ディレクトリ/btfwcreate_table.ddl |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
作成した表に対する権限をユーザに付与します。
表に対する権限の付与は、rdbddlexコマンドに、権限付与用SQLを記述したDDLファイルを指定して行います。
表に対する権限付与時のrdbddlexコマンドの形式を以下に示します。
rdbddlex -d BTFWDB 格納ディレクトリ/btfwcreate_grant.ddl |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
rdbddlexコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
DSIの初期化は、DSI初期化用シェルスクリプトで行います。
DSI初期化用シェルスクリプトの投入形式を以下に示します。
格納ディレクトリ/btfwformat_db.sh |
※格納ディレクトリ : サンプルDDLファイルを複写した格納ディレクトリ
Symfowareシステムを停止します。
Symfowareシステムを停止する、rdbstopコマンドを以下に示します。
rdbstop |
rdbstopコマンドの詳細は、“Interstage Business Application Server リファレンス”を参照してください。
バッチ受付サービス起動中に、Symfowareシステムを停止/強制停止しないでください。