以下の2種類のグループの権限を持つユーザを設定します。
バッチシステム利用グループ
Interstage運用グループ
Windows(R)ではInterstage運用グループはありません。システム管理者(Administratorsグループに所属するユーザ)でバッチシステムの運用操作を行います。
ユーザにAdministratorsグループ権限を付与する方法については、Windows(R)のマニュアルを参照してください。
バッチシステム利用グループの設定
インストール時に指定したバッチシステム利用グループに、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
運用者の追加は、usermodコマンドで行います。コマンドの形式を以下に示します。
usermod -G バッチシステム利用グループ名 ユーザ名 |
インストール時に指定したバッチシステム利用グループに、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
ユーザの追加は、システム管理者の権限で以下の手順により実施します。
バッチサーバをActive Directory構成で運用しない場合の手順
「コントロールパネル」-「管理ツール」-「コンピュータの管理」を選択します。
「コンピュータの管理(ローカル)」-「システムツール」-「ローカルユーザとグループ」-「グループ」を選択し、グループ一覧を表示します。
グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
「追加」ボタンを選択し、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
バッチサーバをActive Directory構成で運用する場合の手順
ドメインコントローラのサーバで、「コントロールパネル」-「管理ツール」-「Active Directory ユーザとコンピュータ」を選択します。
ドメイン内の「Users」フォルダを選択し、グループ一覧を表示します。
グループの一覧からバッチシステム利用グループ名をダブルクリックして、プロパティ画面を表示します。
「メンバ」タグにある「追加」ボタンを選択し、ジョブの投入を許可するユーザを追加します。
グループにユーザを追加する方法の詳細はOSが提供しているマニュアルを参照してください。
Active Directoryに関する詳細についてはOSが提供しているマニュアルを参照してください。
バッチシステム利用グループの作成方法および設定方法については、“Interstage Job Workload Server インストールガイド”の“インストール後の作業”を参照してください。
ジョブをSystemwalker Operation Managerから実行依頼する場合、プロジェクトの所有者をバッチシステム利用グループに所属させてください。
Interstage運用グループの設定
インストール時に指定したInterstage運用グループに、設計に応じてユーザを追加します。
ユーザの追加は、usermodコマンドで行います。コマンドの形式を以下に示します。
usermod -g Interstage運用グループ名 -G バッチシステム利用グループ名 ユーザ名 |
本グループにアプリケーション開発者のユーザを追加することで、アプリケーション開発で必要となるコマンドを実行する権限が付与されます。
Interstage運用グループに追加したユーザは、同時にバッチシステム利用グループにも追加してください。追加しなかった場合、バッチシステム利用者に権限のあるコマンドの実行権限が付与されません。また、ジョブログなど一部のファイルの参照権限が付与されません。
Interstage運用グループにユーザを所属させる場合、ユーザのプライマリグループにInterstage運用グループを設定してください。