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Interstage Job Workload Server V9.2.0 セットアップガイド

4.2 バッチサーバ環境の設定

セットアップコマンドで作成したバッチサーバ環境に対して、事前に設計した情報をもとに環境設定を行います。
環境設定項目と設計した箇所を以下に示します。

バッチサーバ環境の初期値

バッチサーバ環境の設定情報には、セットアップコマンドにより初期値が設定されます。
初期値を変更する必要のある項目に対して、環境設定を行います。

環境設定物

環境設定情報

初期値 (セットアップコマンド)

バッチサーバ環境で共通の設定

ユーザの設定

バッチシステム利用グループ

未設定です。


Interstage運用グループ

未設定です。

ファイル管理機能

ファイルの事前容量チェック機能

すべてのファイルシステムをチェックします。

ファイルパスの論理化機能

未設定です。

ファイルのアクセス権限


Interstage運用グループ

Administratorsグループ

ジョブの実行環境単位の設定

ジョブキュー

投入可能ジョブ数

ジョブキュー単位で投入可能ジョブ数の制限はしません。

実行経過時間制限値

実行経過時間の監視はしません。

デフォルトジョブキュー

デフォルトジョブキューは未設定です。

バッチワークユニット

環境変数 (バッチ実行基盤で使用する文字コードの設定)

未設定です。

プロセス縮退運用有無

プロセス縮退運用します。

カレントディレクトリの退避世代数

1世代です。

アプリケーションのプロセスモード

スレッドモードです。

バッチサーバ環境の設定手順

セットアップコマンドが正常に動作したあとの、バッチサーバ環境の設定手順は以下のとおりです。
本作業手順は、Interstage、およびJMXサービスが停止していることを前提に説明しています。
起動している場合は、“4.1.2 Interstageの停止”、“9.14 JMXサービスの停止”を行ってください。