セットアップコマンドで作成したバッチサーバ環境に対して、事前に設計した情報をもとに環境設定を行います。
環境設定項目と設計した箇所を以下に示します。
バッチサーバ環境の初期値
バッチサーバ環境の設定情報には、セットアップコマンドにより初期値が設定されます。
初期値を変更する必要のある項目に対して、環境設定を行います。
環境設定物 | 環境設定情報 | 初期値 (セットアップコマンド) | |
---|---|---|---|
バッチサーバ環境で共通の設定 | ユーザの設定 | バッチシステム利用グループ | 未設定です。 |
| 未設定です。 | ||
ファイル管理機能 | ファイルの事前容量チェック機能 | すべてのファイルシステムをチェックします。 | |
ファイルパスの論理化機能 | 未設定です。 | ||
ファイルのアクセス権限 |
| ||
ジョブの実行環境単位の設定 | ジョブキュー | 投入可能ジョブ数 | ジョブキュー単位で投入可能ジョブ数の制限はしません。 |
実行経過時間制限値 | 実行経過時間の監視はしません。 | ||
デフォルトジョブキュー | デフォルトジョブキューは未設定です。 | ||
バッチワークユニット | 環境変数 (バッチ実行基盤で使用する文字コードの設定) | 未設定です。 | |
プロセス縮退運用有無 | プロセス縮退運用します。 | ||
カレントディレクトリの退避世代数 | 1世代です。 | ||
アプリケーションのプロセスモード | スレッドモードです。 |
バッチサーバ環境の設定手順
セットアップコマンドが正常に動作したあとの、バッチサーバ環境の設定手順は以下のとおりです。
本作業手順は、Interstage、およびJMXサービスが停止していることを前提に説明しています。
起動している場合は、“4.1.2 Interstageの停止”、“9.14 JMXサービスの停止”を行ってください。