Interstage Application Server チューニングガイド
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第7章 JDK/JREのチューニング> 7.4 異常発生時の原因振り分け> 7.4.3 ハングアップ(フリーズ)した場合

7.4.3.3 想定される原因(JNI処理の異常)

 JNI経由でJava以外の言語で開発したネイティブモジュールと連携する際、JNIの使用方法を誤ると、ハングアップの原因となります。

 このようなときは、“-Xcheck:jni” オプションを指定して、JNI処理でメッセージが出力されないかどうかを確認してください。“-Xcheck:jni”オプションの詳細は、“JNI処理異常時のメッセージ出力”を参照してください。

 JNI処理に誤りがなくても、JNIモジュールで異常終了またハングアップが発生すると、Javaアプリケーションがハングアップする場合があります。たとえば、スレッドアンセーフな関数を使用している場合は、注意が必要です。

スレッドアンセーフな関数の例

次の関数を使用したときに、ハングした事例があります。

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