Interstage Application Server チューニングガイド |
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第7章 JDK/JREのチューニング | > 7.3 チューニング/デバッグ技法 |
ガーベジコレクション(GC)のログを採取するには、“-verbose:gc”オプションを指定します。本オプションの指定により、GCが発生するたびに、標準出力に1行ずつ出力されます。
出力フォーマットを図1、出力例を図2に示します。
また、本節では、“Javaヒープ”を“ヒープ”と略記します。
[GCの種類 GC前のヒープ使用量->GC後のヒープの使用量(ヒープのサイズ), GCの処理時間] |
[GC 80229K->31691K(259776K), 0.4795163 secs] [FullGC 57654K->4623K(259776K), 0.3844278 secs] |
JDK/JRE 1.4では、“-XX:+PrintGCDetails”オプションを指定することで、New世代領域とOld世代領域の詳細情報を得ることができます。
このオプションによる出力情報は、New世代領域サイズ自動調整機能を無効にしたFJVM、またはClient VMを用いる場合に、手動でJavaヒープのチューニングを行なう際の調査用情報として利用することができます。
“-XX:+PrintGCDetails”オプションの詳細は、次を参照してください。
http://java.sun.com/docs/hotspot/gc1.4.2/index.html
ログ出力量の増加
本オプションの指定により、ログ出力が増大します。
本オプションを指定する場合は、ログ出力量についての注意が必要です。
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