Interstage Application Server チューニングガイド
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第5章 システムのチューニング> 5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源> 5.1.8 Interstage シングル・サインオンのシステム資源の設定

5.1.8.1 システムパラメタ

 Interstage シングル・サインオンが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。

 なお、以降に示す値は、Interstage HTTP Serverで必要な値を含んでいません。“Interstage HTTP Serverのシステム資源の設定” を参照し、必要な値を加算してください。

システムパラメタの変更方法

 /etc/sysctl.confを編集し、パラメタ値を変更します。変更後は“sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、システムをリブートしてください。変更は、パラメタの種類に従い、設定値はその値を設定し、加算値はその値を加算した値を設定してください。
 なお、変更方法の詳細については、OSのドキュメントを参照してください。


 以降の説明で、「種類」の意味は以下のとおりです。

Interstage シングル・サインオンの業務サーバ機能を使用する際のシステムパラメタのチューニング

共用メモリ

パラメタ

種類

必要数

備考(内容)

kernel.shmmax

設定値

15000000+(ロール数(注1)+1)×パス定義数(注2)×1200以上

共用メモリの最大セグメントサイズ

kernel.shmmni

加算値

10

システム全体の共用メモリセグメント数

(注1)
SSOリポジトリに定義したロールの総数
(注2)
SSOリポジトリの保護リソースに登録したサイト定義に定義したパス定義数

セマフォ

 セマフォの設定値は、各パラメタ値を以下の形式で指定します。

 kernel.sem = para1 para2 para3 para4

パラメタ

種類

必要数

備考(内容)

para2

加算値

6

システム全体のセマフォ数

para4

加算値

6

セマフォ識別子の最大数


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