Interstage Application Server チューニングガイド |
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第5章 システムのチューニング | > 5.1 Application Serverのサーバ機能運用時に必要なシステム資源 | > 5.1.6 Interstage HTTP Serverのシステム資源の設定 |
Interstage HTTP Serverを運用するためのサービスが使用する共用メモリ、セマフォのシステムパラメタのチューニングについて説明します。
/etc/sysctl.confを編集し、パラメタ値を変更します。変更後は“sysctl -p /etc/sysctl.conf”を実行するか、システムをリブートしてください。変更は、パラメタの種類に従い、設定値はその値を設定し、加算値はその値を加算した値を設定してください。
なお、変更方法の詳細については、OSのドキュメントを参照してください。
以降の説明で、「種類」の意味は以下のとおりです。
パラメタ |
種類 |
必要数 |
備考(内容) |
---|---|---|---|
kernel.shmmax |
設定値 |
1,200,000以上 |
共用メモリの最大セグメントサイズ |
kernel.shmmni |
加算値 |
1 |
共用メモリの識別子数 |
セマフォの設定値は、各パラメタの値を以下の形式で指定します。
kernel.sem = para1 para2 para3 para4
パラメタ |
種類 |
必要数 |
備考(内容) |
---|---|---|---|
para1 |
設定値 |
1以上 |
セマフォ識別子あたりの最大セマフォ数 |
para2 |
加算値 |
1 |
システム全体のセマフォ数 |
para3 |
設定値 |
1以上 |
セマフォコールあたりの最大演算子数 |
para4 |
加算値 |
1 |
システム全体のセマフォ識別子数 |
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