Interstage Application Server シングル・サインオン運用ガイド |
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第3章 運用・保守 | > 3.5 利用者に関する操作 |
利用者からの問い合わせなどから、“なりすまし”などの不正なアクセス(セション)を検出した場合、SSO管理者は、業務サーバを停止することなく不正なセションを強制的にサインオフし、シングル・サインオンシステムから不正なアクセスを締め出すことができます。
また、特定のセションに対して強制サインオフするだけでなく、特定のユーザに対して強制サインオフすることも可能です。
“なりすまし”などの不正アクセスは、以下のような業務サーバ、または認証サーバのアクセスログの情報などから検出することが可能です。
アクセスログの参照方法については、“アクセスログによる保守”を参照してください。
Interstage シングル・サインオンでは、不正なセションを強制サインオフするために強制サインオフコマンド“ssosignoff”を提供しています。
強制サインオフコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“シングル・サインオン運用コマンド”を参照してください。
“なりすまし”などの不正アクセスに対し強制サインオフを行った後は、利用者にパスワードを変更するよう運用指導してください。
パスワードを変更する際には、パスワードアタックへの対策を十分考慮する必要があります。パスワードアタックへの対策については、“セキュリティシステム運用ガイド”の“セキュリティ侵害の脅威”−“Interstage シングル・サインオン”−“セキュリティ対策”を参照してください。
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