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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

B.1.1 Information Integratorで収集できるCSVファイル形式

Information Integratorで収集できるCSVファイルの形式は、以下のとおりです。

利用可能な形式

表B.3 収集できるCSVファイルの形式

項目

利用可能な範囲

備考

区切り文字

カンマ、半角空白、タブ

引用文字

なし、ダブルクォーテーション

CSV形式でファイルを出力する場合、

数値属性(int、sint、decimal、numeric、real、float)以外では、ダブルクォーテーションが付加されます。

引用文字をデータとして扱う場合

引用文字をエスケープ文字とします。

例)"aaa","b""bb","ccc"

区切り文字、引用文字、改行コードをデータ内に含む場合

引用文字で括る必要があります。

項目数とデータの数が一致しない場合

エラー(強制終了)

空白のみのデータの場合

空白データとして扱います。

1レコード

改行コードまで  (引用文字で括られている改行を除く)

1レコードの制限

32MB

以下の制限があります。

  • 配付するデータ形式がバイナリファイルの場合:

    32KB+23MB(SQL_LONGVARBINARY型のデータ)

  • 配付先がDBMSの場合:

    32KB+31MB(SQL_LONGVARBINARY型のデータ)

なお、データ変換定義を利用しない場合、上記のSQL_LONGVARBINARY型のデータは、2GBまで可能です。

1項目の制限

1レコードの制限に準拠

項目名の文字数制限

128バイト

項目数の制限

1024項目

複数区切り文字の指定

指定可能

(連続した区切り文字を1つの区切り文字として扱います。)

区切り文字前後の空白指定

不可

引用文字を指定しなければ可能です。

最大ファイルサイズ

2GB以上

利用可能な文字コード

Information Integratorのデータ収集で利用可能な文字コードを以下の表に示します。

表B.4 利用可能な文字コード

利用可能な文字コード

Shift-JIS

Unicode

UCS2

UTF8

UTF8-4

UCS2(MS)

UTF16

UTF16(MS)

EUC

U90

S90

HP

JEF-EBCDIC

カナ

ASCII

IBM日本語文字セット

カナ

英小文字