相手側ジョブ起動の実行資格は、ジョブの起動システムに応じて以下の観点で行われます。
UNIX上の相手側ジョブ起動の場合、ジョブはジョブ起動時に指定したユーザーの権限で起動します。ただし、ユーザーの二次グループは無視されます。
Windows上の相手側ジョブ起動の場合、Windowsの仕様上、相手側ジョブ起動に必要な利用者の権限は、Administratorsグループに所属している必要があります。Administratorsグループに所属していない場合、メッセージ「TR10325」、「TR20325」、または「TR30325」を出力してジョブの起動に失敗することがあります。また、ドメインを作成している場合、AdministratorsグループをDomain Adminsグループにする必要があります。
なお、ジョブは、相手側ジョブ起動時に指定したユーザーの権限で動作します。ただし、Windows Vista、またはWindows Server 2008上のジョブを起動する場合、起動されたジョブは、システム管理者権限で動作します。