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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

6.2.3 Oracleの環境設定

DB抽出格納を利用してOracleと連携を行う場合は、以下の項目について確認してください。

SIDについて

先頭が英字で始まる36バイト以内の英数字です。

スキーマ名、表名および列名について

スキーマ名、表名および列名について、以下の表に示します。

表6.3 Oracleを使用する場合のスキーマ名、表名および列名

英語・日本語

制限値

備考

スキーマ名

表名

列名

英語

36文字

36文字

36文字

先頭が英字で始まる英数字です。英字は大文字のみです。

日本語

15文字

15文字

15文字

------

備考:英字以外の文字については関知しません。Oracleの命名規約に従ってください。

Oracleの予約語の使用について

表名にOracleの予約語を使用しないでください。

データ・ディクショナリ・ビューの作成

DB抽出格納を実行する前に、データ・ディクショナリ・ビューを作成しておく必要があります。データ・ディクショナリ・ビューの作成には、Oracleが提供するCATALOG.SQLスクリプトを実行します。CATALOG.SQLスクリプトについては、Oracleのマニュアルを参照してください。

ユーザー名、パスワードについて

ユーザー名は20文字以内の英数字、パスワードは30文字以内の英数字または記号で指定してください。

ODBCの設定について

Windowsの場合の設定方法については、“6.2.6 ODBCの環境設定について(Windowsの場合)”を参照してください。

UNIXの場合の設定方法については、“6.2.7 ODBCの環境設定について(UNIXの場合)”を参照してください。

ALERTファイルの採取

Oracleに対する格納をローダで行う場合、運用中はOracleが出力するALERTファイルを常時採取する様に設定してください。

環境変数NLS_LANGの設定について

Oracleで利用する文字コードによって、Information Integratorサーバの動作するOS上の環境変数「NLS_LANG」に、以下のとおり指定してください。