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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

6.2.2 Symfoware Serverの環境設定

DB抽出格納を利用してSymfoware Serverと連携を行う場合は、以下の項目について確認してください。

RDBシステム名について

16バイト以内の英数字で指定してください。

データベース名について

先頭が英字で始まる36文字以内の英数字、または、18文字以内の日本語で指定してください。

スキーマ名、表名および列名について

スキーマ名、表名および列名の設定は、以下の表を参考にしてください。

表6.2 Symfoware Serverを使用する場合のスキーマ名、表名および列名

英語・日本語

制限値

備考

スキーマ名

表名

列名

英語

36文字

36文字

36文字

先頭が英字で始まる英数字です。英字は大文字のみです。

日本語

18文字

18文字

18文字

------

備考1.英字以外の文字については関知しません。Symfoware Serverの命名規約に従ってください。

備考2.格納時にスキーマおよび表を自動生成する場合、スキーマ名および表名は8文字以内で指定してください。

ユーザー、パスワードについて

ユーザー名は20文字以内の英数字、パスワードは30文字以内の英数字または記号で指定してください。

なお、SET SYSTEM PARAMETER文でUSER_CONTROL=YESを指定した環境の場合、以下の注意が必要です。

【使用例】

CREATE USER [システムに登録している利用者ID] WITH OS FOR USER

詳細は、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

なお、CREATE USERのWITH句に「DBMS」を指定して作成した認可識別子でのDB抽出格納は実行できません。実行した場合は、「DB14031」のメッセージを出力して異常終了します。

Symfoware Serverの認可識別子として登録したIDをデータソース定義のユーザー名に指定してください。

注)USER_CONTROL=YESを指定すると自動的に、定義済の資源(Symfoware Serverのディクショナリ、データベース、スキーマ、表など)の作成者IDが認可識別子として登録されます。その際、CREATE USER の WITH句には「OS」として登録されます。

リモート接続について

リモートのSymfoware Serverと連携を行う場合は、Symfoware Serverのクライアント用の動作環境ファイルを作成する必要があります。

クライアント用の動作環境ファイルには、以下の実行パラメタを指定してください。

SERVER_SPEC = (通信方法,SQLサーバ名,データ資源名,ホスト名,ポート番号,接続サーバ種別)

クライアント用の動作環境ファイルの設定内容の詳細については、Symfoware Serverのマニュアルを参照してください。

【設定例】

SERVER_SPEC = (RDB2_TCP,SQLSV01,DB01,HOST01,2050,OPEN)