処理するデータに対して、データ構造およびフォーマットを設計します。
データ構造およびフォーマットの設計が必要となる対象のデータは、処理プロセスの内容によって異なります。処理プロセスのパターンごとに以下に説明します。
データ変換処理を含まない処理プロセスの場合
収集データをそのまま配付する場合は、処理データの設計は不要です。
データベースから収集する場合、または収集データに対してデータ構造やフォーマットを変更したデータを配付する場合は、配付するデータの構造、フォーマットを設計します。
図5.10 データ変換処理を含まない場合の設計イメージ
1つだけのデータ変換処理を含む処理プロセスの場合
収集データと配付データのデータ構造およびフォーマットを設計します。
収集データがデータ変換処理の変換前データ、配付データがデータ変換処理の変換後データとなります。
図5.11 1つだけのデータ変換処理を含む場合の設計イメージ
複数のデータ変換処理(およびデータ振分け処理)を含む処理プロセスの場合
収集データと配付データの他に、データ変換処理の中間結果データに対しても設計を行います。
図5.12 複数のデータ変換処理(およびデータ振分け処理)を含む場合の設計イメージ