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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

5.4.2 ファンクション処理間のデータ受け渡しの設計

データ変換処理の入力データ(変換前のデータ)や、データ振分け処理の出力結果が複数のデータになる場合に、ファンクション処理の間で受け渡すデータの対応関係を設計する必要があります。

データ変換処理の入力データや、データ振分け処理の出力データには、デザインシートでの設計時に自動でデータIDが設定されます。(「データ変換ID」および「データ振分定義ID」)

ファンクション処理で扱うデータの対応付けは、プロセス定義シートにおいて、「変換データID」および「振分データID」を前後のファンクションに対して指定することにより設計します。

以下に入力例を示します。

上記は以下の対応付けを行う例です。

注意

  • 複数のデータ振分け処理を先行処理として選択することはできません。

  • データ振分け処理の後続処理が異常完了した場合、データ振分け処理が再開待ち状態になります。データ振分け処理をififrstrコマンドで再開してください。(プロセスの先頭からの再実行はできません。)

    コマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。