データ変換処理の入力データ(変換前のデータ)や、データ振分け処理の出力結果が複数のデータになる場合に、ファンクション処理の間で受け渡すデータの対応関係を設計する必要があります。
データ変換処理の入力データや、データ振分け処理の出力データには、デザインシートでの設計時に自動でデータIDが設定されます。(「データ変換ID」および「データ振分定義ID」)
ファンクション処理で扱うデータの対応付けは、プロセス定義シートにおいて、「変換データID」および「振分データID」を前後のファンクションに対して指定することにより設計します。
以下に入力例を示します。
上記は以下の対応付けを行う例です。
データ収集処理「INPUT_SALES001」で収集したデータを、データ変換処理「JOIN001」の入力データindata1に対応付け
データ収集処理「INPUT_SALES002」で収集したデータを、データ変換処理「JOIN001」の入力データindata2に対応付け
データ収集処理「INPUT_GOODS」で収集したデータを、データ変換処理「JOIN001」の入力データindata3に対応付け
データ振分け処理「DIVIDE001」で振り分けたデータOutData1を、データ配付処理「OUTPUT_SALES_FILEA」の配付データに対応付け
データ振分け処理「DIVIDE001」で振り分けたデータOutData2を、データ配付処理「OUTPUT_SALES_FILEB」の配付データに対応付け
データ振分け処理「DIVIDE001」で振り分けたデータOutData3を、データ配付処理「OUTPUT_SALES_DB」の配付データに対応付け
注意
複数のデータ振分け処理を先行処理として選択することはできません。
データ振分け処理の後続処理が異常完了した場合、データ振分け処理が再開待ち状態になります。データ振分け処理をififrstrコマンドで再開してください。(プロセスの先頭からの再実行はできません。)
コマンドの詳細は、“コマンドリファレンス”を参照してください。