Information Integratorでは、処理プロセスの設計情報をシステムの定義情報として、そのまま実行環境で利用できます。
定義作成
処理プロセスの設計情報は、Excelファイルに入力します。このExcelファイルのことを「デザインシート」と呼びます。
デザインシートは、Excelの操作で容易に入力が可能な定義作成ツールで、データ収集、データ変換、データ配付処理、スケジュールなど、処理プロセスの一連の情報を入力します。
入力したデザインシートを実行環境に登録して利用します。
設計から保守にわたる一連のシステム開発フェーズは、すべてデザインシートを起点に行われます。
図1.19 Information Integratorの定義作成のイメージ
定義管理
登録されたデザインシートを取り出したり、参照するといった一連の定義情報の管理は、定義情報を管理するツールを使って管理します。このツールを「定義管理クライアント」と呼びます。