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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

1.6.2 自動リトライ

システム間のファイル送受信では、様々な原因で転送が異常となる場合があります。原因がネットワーク上の一時的な通信エラーでは、転送異常となったファイルの再送で問題が解決します。しかし、利用者による原因調査や再送のオペレーションなどの作業で再送までに時間が掛かることがあります。

自動リトライ機能では、転送異常の原因を自動判定し、ネットワーク上の一時的な通信エラーの場合はオペレーションなしで自動的に再送することで、利用者の負担軽減と再送までの時間短縮を支援します。

自動リトライは、ファイル送受信の要求単位にリトライし、指定したリトライ間隔とリトライ回数に従ってリトライします。リトライ回数分リトライしてもファイル集配信がエラー終了する場合、利用者には、最後のエラー情報が通知されます。