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Interstage Information IntegratorV10.0.0 システム設計ガイド

1.5.5 ジョブの起動パラメタ

Information Integratorから起動されるジョブの起動パラメタは以下の形式で通知されます。起動パラメタのうち、ユーザー指定のジョブパラメタは起動元となるサーバがInformation Integrator、またはLinkexpress以外の場合も共通です。

ジョブの起動形式

ジョブ結果通知を行う場合のジョブの起動形式は以下のとおりです。起動側システムから「ジョブ結果通知あり」を指定した相手側ジョブ起動の場合に、以下の形式でパラメタが通知されます。

ジョブ名 -r 相手側システム名 -i ジョブ識別番号 [ユーザー指定のジョブパラメタ]

ジョブ結果通知なしで相手側ジョブ起動を行う場合のジョブの起動形式は以下のとおりです。

ジョブ名 [ユーザー指定のジョブパラメタ]

相手側システム名 :

Information Integratorが使用するパラメタです。Information Integratorから起動されるジョブに通知されます。パラメタ種別として-rが使用されます。

ジョブ識別番号 :

Information Integratorが使用するパラメタです。Information Integratorから起動されるジョブに通知されます。パラメタ種別として-iが使用されます。

ユーザー指定のジョブパラメタ :

ユーザーが必要に応じて使用するパラメタです。起動側システムが指定した利用者独自のパラメタは、上記のパラメタの後ろに追加されます。

ユーザー指定のジョブパラメタについて

ユーザー指定のジョブパラメタには以下の規定があります。これらの規定は、Information Integrator、またはLinkexpress以外のサーバと相手側ジョブ起動を行う場合でも共通です。

起動側システムがLinkexpressの場合

業務定義ではjobparmオペランドでユーザー指定のジョブパラメタを指定します。また、ファイル転送コマンドの場合はjobparamオペランドとなります。

利用者プログラムではEXEJOBのjob_parm、またはExecuteJobのJobParameterでユーザー指定のジョブパラメタを指定します。

起動側システムがInformation Integratorの場合

ifiexejobコマンドの拡張オペランド記述ファイルのjobparmでユーザー指定のジョブパラメタを指定します。

Linkexpress File TransferやDTSなど、Linkexpress以外の連携製品からユーザー指定のジョブパラメタを指定する方法については、連携製品のマニュアルを参照してください。

注意

起動側システムがグローバルサーバ/PRIMEFORCEのLinkexpress File transferまたはDTSの場合は、ジョブ起動パラメタを指定できません。