DB抽出は、収集元システムのデータベースに格納されているデータを、Information Integratorサーバ側から抽出する機能です。
また、Information Integratorサーバを導入しているサーバ内のデータベースからも抽出できます。
データベースのテーブルをまるごと抽出する「全件抽出」と、選択したレコードを抽出する「条件抽出」があります。
図1.8 DB抽出
順序性制御
データベースから抽出されたデータのトランザクション順で配付したい場合など、収集データの順序性を格納先(配付先システム)まで保証したい場合に、利用します。
処理プロセス単位
処理プロセス単位での順序性を制御します。
同じ処理プロセスがすでに実行されている場合には、先行する処理プロセスが完了するまで開始されません。
待ち合わせ状態の監視
順序性制御により待ち合わせになった処理は、処理可能な状態になるまで待ち合わせますが、待ち合わせ中かどうかは状態監視で確認できます。
状態監視は利用者が常に意識する必要がありますが、一定間隔以上の待ち合わせが発生した場合には以下の警告メッセージを出力しますので、メッセージ監視の可能な製品で監視をすることが可能です。
順序性待ち合わせのプロセスが存在します - プロセスID(~~) サービス番号(~~~) |