クローニングを利用して、管理対象サーバに対して、パッチの適用、およびソフトウェアの追加や変更などのソフトウェア保守を行う機能です。
1台の管理対象サーバに対してソフトウェア保守を手動で行い、その管理対象サーバから採取したクローニングマスタを他の管理対象サーバに配付することで、複数の管理対象サーバにパッチの適用、およびソフトウェアの追加や変更が行え、作業時間の短縮と作業ミスの防止が行えます。
また、クローニングマスタの採取または配付時にネットワークパラメタ自動設定機能を利用することで、配付後の管理対象サーバの、業務LANの設定が行えます。
クローニングについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「第8章 クローニング【Windows/Linux】」を参照してください。
注意
クローニングによるソフトウェア保守は、ハードウェアおよびソフトウェアの構成が同じサーバに対して行えます。
クローニングマスタを配付したサーバの業務LANの設定は解除されます。ネットワークパラメタ自動設定機能、または手動による再設定が必要です。
クローニングマスタを配付したサーバは、以下の情報がクローニングマスタを採取した時点の状態になります。必要に応じて、配付前に退避(コピー)し、配付完了後に更新してください。
OSのシステムログ
アプリケーションの設定、ログ