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ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド

2.2.3 インストール【Linux/VMware/Xen】

以下の手順で、エージェントをインストールします。

本ソフトウェアのインストール時間は約1分です。
インストールを行う前に、「2.2.1 事前準備」が行われているか確認してください。

  1. システムにOSの管理者(root)でログインします。

    本製品をインストールする管理対象サーバをマルチユーザモードで起動し、システムにrootでログインしてください。

    【Xen】
    コンソールからログインしてください。

  2. 本製品のCD-ROMをセットし、以下のコマンドを実行してインストーラが格納されているディレクトリに移動します。

    # cd CD-ROMマウントポイント/agent <RETURN>

  3. エージェントのインストーラ(rcxagtinstallコマンド)を実行します。

    # ./ rcxagtinstall <RETURN>
    ServerView Resource Coordinator VE V2.1.1
    Copyright FUJITSU LIMITED 2007-2009
    This program will install "ServerView Resource Coordinator VE" Agent on your system.

  4. 使用許諾契約が表示されます。

    This program is protected by copyright law and international treaties. Unauthorized reproduction or distribution of this program, or any portion of it,may result in severe civil and criminal penalties, and will be prosecuted to the maximum extent possible under law.

    All Rights Reserved, Copyright(c) FUJITSU LIMITED 2007-2009

    Do you accept the terms of the above License Agreement? [y,n,?,q]

    画面の内容を確認し、同意する場合は"y"、同意しない場合は"n"を入力します。
    "n"、"q"を入力した場合は、インストールが中断されます。
    "?"を入力した場合は、入力方法の説明が表示されます。

  5. 管理サーバのIPアドレスの入力が要求されます。

    管理サーバのIPアドレスを指定します。管理サーバが複数のIPアドレスを持つ場合、管理対象サーバと通信可能なIPアドレスを指定してください。

    Please input the IP address of the admin server [0-9,.] 192.168.1.2 <RETURN>

    入力したIPアドレスの書式が不正な場合、エラーメッセージが表示され、再入力が要求されます。
    エラーの原因を取り除いたあと、IPアドレスを再入力してください。

  6. インストールを続行する場合は"y"、中断する場合は"n"、"q"を入力します。

    Do you want to continue the installation of this software? [y,n,?,q]

    "?"を入力した場合は、入力方法の説明が表示されます。

  7. "y"を入力すると、インストールが開始されます。

    INFO : Starting Installation of "ServerView Resource Coordinator VE" Agent...
    ...
    INFO : Package FJSVssagt was successfully installed.
    ...
    INFO : Package FJSVrcvat was successfully installed.
    ...

  8. インストールが正常に完了すると、以下のメッセージが表示されます。

    INFO : "ServerView Resource Coordinator VE" Agent was installed successfully.

    【Xen】
    Citrix XenServerの場合、管理対象サーバを再起動してください。
    Red Hat Enterprise Linux 5のLinux仮想マシン機能の場合、以下の手順を行ってください。

    1. 以下のコマンドでxendデーモンの自動起動指定を無効にしたあと、管理対象サーバを再起動します。

      # chkconfig xend off <RETURN>

    2. 再起動完了後、以下のコマンドでMACアドレスのバインド設定を更新し、xendデーモンの自動起動指定を有効にしたあと、xendデーモンを起動します。

      # /usr/local/sbin/macbindconfig update <RETURN>
      # chkconfig xend on <RETURN>
      # service xend start <RETURN>

注意

  • インストール失敗時の対処

    以下のコマンドを実行し、インストールに失敗した環境からパッケージを削除し、再度、インストールしてください。

    # cd CD-ROMマウントポイント/agent <RETURN>
    # ./ rcxagtuninstall <RETURN>

  • 本製品の使用ポートに対するファイアウォール設定の無効化

    ファイアウォール設定が有効になっているシステムに本製品をインストールする場合、マネージャとエージェント間の通信が問題なく行われるように、使用するポート番号のファイアウォールを無効に設定してください。

    【VMware】

    # /usr/sbin/esxcfg-firewall -openPort 23458,tcp,in,"nfagent" <RETURN>

    本製品と必須ソフトウェアが使用するポート番号については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「付録C ポート一覧」を参照してください。
    なお、本製品のインストール時に、servicesファイルを編集してポート番号の変更を行った場合は、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「付録C ポート一覧」に記載されている本製品のデフォルトのポート番号をインストールの際に変更したポート番号に読み替えてください。

  • コンソール以外からインストールを行った場合の対処【Xen】

    コンソール以外からログインしてインストールを行うと、インストール完了前に端末からのネットワーク接続が切断されて、インストールが正常に完了したことを確認できません。コンソールからログインして管理対象サーバを再起動してください。再起動完了後、「インストール失敗時の対処」の手順に従って、再度インストールを行ってください。