本製品では、SMEE3ライブラリが使用できます。
使用するSMEEライブラリにより、環境作成時に使用するコマンドが異なります。
SMEE3 : SMEE 3.x以降のSSLライブラリ
本製品に同梱されています。
UTF-8証明書が使用できます。
秘密鍵管理環境の作成と設定では、makeslot、maketokenコマンドを使用します。
SMEE2 : SMEE 2.2.x以前のSSLライブラリ
これまでSMEEライブラリが提供してきた機能の互換性を保つために、本製品にも同梱されていますが、使用しません。
UTF-8証明書が使用できません。
秘密鍵管理環境の作成と設定では、SMEE3のときと異なり、mkslt、mktknコマンドを使用します。
SMEE2で既に作成済の環境は、SMEE3でも利用することができます。なお、SMEE2からSMEE3環境への移行については、“12.5 証明書/鍵管理環境の移行方法”を参照してください。
Solaris10以降では使用できません。
Windows Server 2003 for Itanium-based Systemsでは使用できません。
本書では上記ライブラリをSMEE2およびSMEE3という用語で記載しています。