SSL通信を行うために必要なものと、必要な設定について説明します。
本章では、SMEEコマンドによる証明書/鍵管理環境を利用する場合について説明します。
証明書/鍵管理環境を利用するためには、以下の機能がインストールされている必要があります。
セキュア通信サービス
FJSVsmee、FJSVsclr、FSUNssllパッケージ
Linux for Intel64以外の場合
FJSVsmee、FJSVsclrパッケージ
Linux for Intel64の場合
FJSVsmee64、FJSVsclr64パッケージ
証明書/鍵管理環境は以下のサービスそれぞれで構築し、利用することができます。
Interstage HTTP Server
CORBAサービス
Servletサービス
Interstage JMS
Interstage JMSでSSLを利用するには、CORBAサービスにおいて構築した環境を使用します。
イベントサービス
イベントサービスでSSLを利用するには、CORBAサービスにおいて構築した環境を使用します。
Interstage ディレクトリサービス
Interstage ディレクトリサービスを利用可能な製品については、“第17章 Interstage ディレクトリサービスでSSLを利用する方法”を参照してください。
Interstage シングル・サインオン
Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバ、および認証サーバでSSLを利用するには、Interstage HTTP Serverにおいて構築した環境を使用します。
上記以外のサービスを利用する場合は、“第4部 SSLによる暗号化通信”を参照し、関連する章を参照してください。