使用するデータソースの種類がSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合には、Interstageのコネクションプーリングを使用する場合に加えて、以下の作業を行ってください。
1.JDBCネーミングサービスの起動
この操作はデータソースの種類がSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合のみ必要です。
JDBCを使用する場合は、JDBCデータソースへの登録/参照、およびJ2EEアプリケーションを実行するためにSymfowareが提供するネーミングサービスを起動する必要があります。
以下の手順でネーミングサービスを起動してください。
Java環境を確認する
Java環境の設定が行われているかを確認してください。Java環境の設定については、“Javaの環境設定”を参照してください。
環境変数を確認する
“環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
ネーミングサービスを起動する
ネーミングサービスを起動してください。
例
以下は、Javaコマンドを使用してネーミングサービスを起動し、ポート番号を10327に変更する例です。JDBCネーミングサービスのデフォルトのポート番号は10326です。
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.naming.SYMNameService 10327 |
注意
名前変換を利用する場合、JDBCネーミングサービスが起動していないとエラーが発生し、以下のメッセージが出力されますので、JNDI名(%s)について確認してください。
javax.naming.InvalidNameException physical-name is invalid NAME = %s |
詳細は、“メッセージ集”の“lookup処理で例外が発生した場合の対処”を参照してください。
2.JDBCネーミングサービスへのデータソースの登録
この操作はデータソースの種類がSymfowareのコネクションプーリングを使用する場合のみ必要です。
JDBCを使用する場合は、JDBCネーミングサービスにデータソースを登録してください。
以下の手順でJDBCデータソースを登録してください。
Java環境を確認します。
Java環境の設定が行われているかを確認してください。Java環境の設定については、“Javaの環境設定”を参照してください。
環境変数を確認します。
“環境変数の設定”に記載されている環境変数を設定してください。
JDBCデータソース登録ツールを起動します。
管理者権限をもつユーザIDで、Symfowareが提供するJDBCデータソース登録ツールを起動します。
例
java com.fujitsu.symfoware.jdbc2.tool.FJJdbcTool
JDBCデータソースを登録します。
データソース一覧の[追加]ボタンをクリックし、データソースの登録に必要な情報を設定して[OK]ボタンをクリックします。
例
データソース名 | DS1 |
プロトコル | ローカル |
データ資源名 | DB1 |
ユーザ名 | j2ee |
パスワード | j2ee |