V9.0.1以前から提供しているInterstage JMSは、Interstage J2EEと組み合わせて利用する機能です。他方、Interstage Java EEのJMS機能は、Interstage Java EEと組み合わせて利用可能な機能です。
Interstage JMSとInterstage Java EEのJMS機能の間には、相互接続性はありません。
メッセージの有効期間の機能差異
Interstage J2EE1.4のJMSでは、有効期限までにメッセージコンシューマにメッセージ配信されていないすべてのメッセージは破棄されます。
Interstage Java EEのJMSでは、メッセージコンシューマがメッセージブローカに接続した時点で、メッセージコンシューマに配信可能なメッセージを配信します。
アプリケーションの受信処理が行われた場合、メッセージコンシューマに配信されたメッセージをアプリケーションに配信するため、有効期限を超過したメッセージが配信される場合があります。
メッセージブローカに接続した時点で配信されるメッセージの数は、メッセージブローカ、または物理格納先のconsumerFlowLimitプロパティで変更できます。