初期化コマンド実行時の以下のトラブルについて対処方法を説明します。
実行に失敗する
以下のプロセスが残存している可能性があります。該当するプロセスが残存しているかどうか確認してください。いずれかのプロセスが残存している場合、プロセスを終了した後、再実行してください。
メッセージブローカー
確認方法
タスクマネージャのプロセス一覧からイメージ名「imqbrokersvc.exe」が存在するかどうか確認してください。
以下のコマンドを実行して、imqbrokerdコマンドのプロセスが存在するかどうか確認してください。
[global zoneの場合]
ps -efz global | grep imqbrokerd
[Solaris9、またはnon-global zoneの場合]
ps -ef | grep imqbrokerd
以下のコマンドを実行して、imqbrokerdコマンドのプロセスが存在するかどうか確認してください。
ps -ef | grep imqbrokerd
停止方法
「14.8 JMSの開発・運用時の異常」の「メッセージブローカを停止できない」を参照してください。
Java DB(クライアント/サーバー環境)
停止方法
Java DBのシステムディレクトリ配下に格納されたderby.logからJava DBのポート番号を特定し、そのポート番号を指定してasadminコマンドのstop-databaseサブコマンドを実行してください。
残存プロセスをすべて停止しても、初期化コマンドの実行に失敗する場合は、システムを再起動した後、再度初期化コマンドを実行してください。