形式
create-system-properties [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target name=value[:name=value]...
機能説明
システムプロパティを作成します。
本コマンドで作成したシステムプロパティは、サーバーインスタンスの起動時に有効になります。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
name | 不可 | システムプロパティを、「プロパティ名=値」のペアを:(コロン)で連結して指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
>asadmin create-system-properties --target IJServer001 sampleproperty=default |
この場合、IJServer001配下のすべてのサーバーインスタンスの起動時に、以下のシステムプロパティが付加されます。
-Dsampleproperty=default |
また、以下のような方法で、IJServerクラスタのシステムプロパティをサーバーインスタンスごとにオーバーライドできます。
>asadmin create-system-properties --target IJServer001 sampleproperty=default |
この場合、サーバーインスタンスIJServer001-1では「sampleproperty=default」が、IJServer001-2では「sampleproperty=customized」が有効になります。
形式
delete-system-property [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target property_name
機能説明
システムプロパティを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | ドメイン、IJServerクラスタ名、設定名またはサーバーインスタンス名を指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
property_name | 不可 | システムプロパティの名前を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
>asadmin delete-system-property --target IJServer001 sampleproperty |
形式
list-system-properties [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] target
機能説明
システムプロパティの一覧を表示します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
target | 不可 | ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
使用例
以下のように実行します。
>asadmin list-system-properties IJServer001 |
形式
create-jvm-options [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target jvm_option_name[=jvm_option_value][:jvm_option_name[=jvm_option_value]]...
機能説明
Java VMのオプションを作成します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
jvm_option_name | 不可 | Java VMのオプションを、「オプション名=値」のペアを:(コロン)で連結して指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
すでに定義されているJava VMオプションの値の変更は、以下の手順で行ってください。
本コマンドのオペランドでJava VMオプションを指定する場合、特定の文字を指定する場合はエスケープ文字を利用する必要があります。詳細は、「11.1 asadmin」の「エスケープ文字の利用」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
>asadmin create-jvm-options --target IJServer001 \-Dsamplejvmoption=default |
形式
delete-jvm-options [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target jvm_option_name[=jvm_option_value][:jvm_option_name[=jvm_option_value]]...
機能説明
Java VMのオプションを削除します。
asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。
オプション
オプション名 | 簡略名 | 説明 |
---|---|---|
--terse | -t | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--echo | -e | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--interactive | -I | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--user | -u | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--passwordfile | なし | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--help | -? | 「11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。 |
--target | なし | IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。 |
オペランド
オペランド名 | 省略 | 説明 |
---|---|---|
jvm_option_name | 不可 | Java VMのオプションを、「オプション名=値」のペアを:(コロン)で連結して指定します。 |
戻り値
0: 正常終了
1: 異常終了
注意事項
本コマンドのオペランドでJava VMオプションを指定する場合、特定の文字を指定する場合はエスケープ文字を利用する必要があります。詳細は、「11.1 asadmin」の「エスケープ文字の利用」を参照してください。
使用例
以下のように実行します。
>asadmin delete-jvm-options --target IJServer001 \-Dsamplejvmoption=default |