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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

11.1.16 システムプロパティ/JVMオプション

11.1.16.1 create-system-propertiesサブコマンド

形式

create-system-properties [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target name=value[:name=value]...

機能説明

システムプロパティを作成します。
本コマンドで作成したシステムプロパティは、サーバーインスタンスの起動時に有効になります。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。
同一のシステムプロパティが重複して定義されている場合は、より優先順位の高い定義内容が有効となります。優先順位は、ドメイン < 設定 < IJServerクラスタ < サーバーインスタンスとなります。

オペランド

オペランド名

省略

説明

name

不可

システムプロパティを、「プロパティ名=値」のペアを:(コロン)で連結して指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

>asadmin create-system-properties --target IJServer001 sampleproperty=default
Command create-system-properties executed successfully.

この場合、IJServer001配下のすべてのサーバーインスタンスの起動時に、以下のシステムプロパティが付加されます。

-Dsampleproperty=default

また、以下のような方法で、IJServerクラスタのシステムプロパティをサーバーインスタンスごとにオーバーライドできます。

>asadmin create-system-properties --target IJServer001 sampleproperty=default
Command create-system-properties executed successfully.
>asadmin create-system-properties --target IJServer001-2 sampleproperty=customized
Command create-system-properties executed successfully.

この場合、サーバーインスタンスIJServer001-1では「sampleproperty=default」が、IJServer001-2では「sampleproperty=customized」が有効になります。

11.1.16.2 delete-system-propertyサブコマンド

形式

delete-system-property [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target property_name

機能説明

システムプロパティを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

ドメイン、IJServerクラスタ名、設定名またはサーバーインスタンス名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

property_name

不可

システムプロパティの名前を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

>asadmin delete-system-property --target IJServer001 sampleproperty
Command delete-system-property executed successfully.

11.1.16.3 list-system-propertiesサブコマンド

形式

list-system-properties [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] target

機能説明

システムプロパティの一覧を表示します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

オペランド

オペランド名

省略

説明

target

不可

ドメイン、設定名、IJServerクラスタ名、またはサーバーインスタンス名を指定します。
サーバーインスタンス名を指定した場合、サーバーインスタンスが参照するシステムプロパティを表示します。
IJServerクラスタ名を指定した場合、IJServerクラスタが参照するシステムプロパティを表示します。
設定名を指定した場合、設定が参照するシステムプロパティを表示します。
ターゲットが存在しない場合は異常復帰します。
ターゲットが存在した場合、かつ、表示するシステムプロパティが1つも存在しない場合は正常復帰します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

>asadmin list-system-properties IJServer001
HTTP_LISTENER_PORT=28090
IIOP_SSL_LISTENER_PORT=23820
JMS_PROVIDER_PORT=7676
IIOP_LISTENER_PORT=23700
JMX_SYSTEM_CONNECTOR_PORT=28686
IIOP_SSL_MUTUALAUTH_PORT=23920
Command list-system-properties executed successfully.

11.1.16.4 create-jvm-optionsサブコマンド

形式

create-jvm-options [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target jvm_option_name[=jvm_option_value][:jvm_option_name[=jvm_option_value]]...

機能説明

Java VMのオプションを作成します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

jvm_option_name

不可

Java VMのオプションを、「オプション名=値」のペアを:(コロン)で連結して指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

>asadmin create-jvm-options --target IJServer001 \-Dsamplejvmoption=default
Command create-jvm-options executed successfully.

11.1.16.5 delete-jvm-optionsサブコマンド

形式

delete-jvm-options [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target jvm_option_name[=jvm_option_value][:jvm_option_name[=jvm_option_value]]...

機能説明

Java VMのオプションを削除します。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

IJServerクラスタ名、設定名、Interstage Java EE DASサービスのインスタンス名(server)のいずれかを指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

jvm_option_name

不可

Java VMのオプションを、「オプション名=値」のペアを:(コロン)で連結して指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

注意事項

使用例

以下のように実行します。

>asadmin delete-jvm-options --target IJServer001 \-Dsamplejvmoption=default
Command delete-jvm-options executed successfully.