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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

11.1.13 トランザクション

11.1.13.1 freeze-transaction-serviceサブコマンド

形式

freeze-transaction-service [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target

機能説明

現在実行中のトランザクションを凍結します。すでに凍結済みのトランザクションは、凍結しません。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

サーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin freeze-transaction-service --target IJServer001-1
Command freeze-transaction-service executed successfully.

11.1.13.2 unfreeze-transaction-serviceサブコマンド

形式

unfreeze-transaction-service [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target

機能説明

凍結したトランザクションを凍結解除します。凍結していないトランザクションは、凍結解除しません。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

サーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin unfreeze-transaction-service --target IJServer001-1
Command unfreeze-transaction-service executed successfully.

11.1.13.3 recover-transactionsサブコマンド

形式

recover-transactions [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] [--txlogdir transaction_log_dir] [--destination destination_server_name] server_name

機能説明

インダウトトランザクションのトランザクションの回復処理を行います。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--txlogdir

なし

トランザクションの回復処理に使用するトランザクションログの格納ディレクトリを指定します。
トランザクションサービス定義のトランザクションログの位置(tx-log-dir)に指定した定義値と異なるディレクトリを指定したい場合に使用します。

--destination

なし

オペランドに指定するサーバーインスタンスがダウン中で、リカバリ用に代替のサーバーインスタンスからリカバリを実施したい場合に、代替サーバーインスタンス名を指定します。
回復に使用するトランザクションログの格納位置を、--txlogdirオプションに指定できます。

オペランド

オペランド名

省略

説明

server_name

不可

回復が必要なトランザクションが存在するサーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin recover-transactions IJServer001-1
Command recover-transactions executed successfully.

11.1.13.4 rollback-transactionサブコマンド

形式

rollback-transaction [--terse[=true|=false]] [--echo[=true|=false]] [--interactive[=true|=false]] [--user admin_user] [--passwordfile file_name] [--help] --target target transaction_id

機能説明

実行中のトランザクションに対してロールバックにマークします。ロールバックにマークされたトランザクションはトランザクション終了時に必ずロールバックされます。対象のトランザクションを凍結してから本コマンド実施すると、コマンド実行中に不当にトランザクションが終了することを防ぐことができます。

asadminコマンドの利用方法・注意事項については、「11.1 asadmin」も参照してください。

オプション

オプション名

簡略名

説明

--terse

-t

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--echo

-e

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--interactive

-I

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--user

-u

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--passwordfile

なし

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--help

-?

11.1.2 asadminコマンドの共通オプション」を参照してください。

--target

なし

サーバーインスタンスのインスタンス名を指定します。

オペランド

オペランド名

省略

説明

transaction_id

不可

ロールバックにマークするトランザクションIDを指定します。複数のトランザクションIDを指定する場合、各トランザクションIDを":"で区切って指定します。

戻り値

0: 正常終了
1: 異常終了

使用例

以下のように実行します。

> asadmin rollback-transaction --target IJServer001-1 0000000000000001
Command rollback-transaction executed successfully.