定義項目
項目名 | 省略値 | 範囲 | 説明 | 再起動要否 (※) |
---|---|---|---|---|
環境変数(注1) |
|
| アプリケーションが動作時に使用する環境変数を、「環境変数=値」の形式で指定します。複数の環境変数を指定する場合、各環境変数をカンマ(,)で区切って指定します。(注2)
| ○ |
Javaヒープ/Permanent世代領域不足時の制御(注1) | true |
| JavaヒープまたはPermanent世代領域が不足した場合のJava VMプロセスの制御を以下から選択します。
| ○ |
アプリケーション最大処理時間(注1) | 480 | 0~86400(秒) | アプリケーションの最大処理時間を指定します。(注3) | ○ |
アプリケーション最大処理時間超過時の制御 | false |
| アプリケーション最大処理時間を超過したときの動作を以下から選択します。
| ○ |
IJServerクラスタ起動待ち時間(注1) | 600 | 0~65535(秒) | Java VMプロセスの起動が完了するまでの監視時間を指定します。0を指定した場合、プロセス起動待ち時間の監視は行われません。 | ○ |
IJServerクラスタ停止待ち時間(注1) | 180 | 0~65535(秒) | Java VMプロセスの強制停止が完了するまでの監視時間を指定します。0を指定した場合、強制停止が完了するまでの時間監視は行われません。(注4) | ○ |
退避するカレントディレクトリの世代数(注1) | 1 | 0~5 | カレントディレクトリをバックアップする世代数を指定します。0を指定した場合、カレントディレクトリは退避されません。 | ○ |
※:IJServerクラスタの再起動が必要かどうかを示しています。
○:再起動必要、×:再起動不要
本項目は、Interstage Java EE DASサービスでは利用できません。
例
環境変数に複数の環境変数を指定する場合のコマンドの指定例
asadmin set testserver.ijserver-control.environment-variable="TestEnv1=test1,TestEnv2=test2"
Webアプリケーションの静的リソースへのリクエストも監視対象とする場合は、以下のJava VMオプションを設定してください。
-Dcom.fujitsu.interstage.javaee.webtier.target.DefaultServlet=true
Java VMオプションの設定についてはasadminコマンドの「11.1.16.4 create-jvm-optionsサブコマンド」を参照してください。
監視時間超過時の動作は以下のとおりです。
通常停止時
Java VMログに1回目のフルスレッドダンプが出力されます。
1.の10秒後に、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプが出力されます。
2.の10秒後、イベントログ/システムログにISJEE_OM1001のメッセージが出力されます。
強制停止を行います。
4.で強制停止もハングアップした場合、180秒後にプロセスを強制回収(kill)します。
強制停止時
Java VMログに1回目のフルスレッドダンプが出力されます。
1.の10秒後に、Java VMログに2回目のフルスレッドダンプが出力されます。
2.の10秒後、イベントログ/システムログにISJEE_OM1001のメッセージが出力されます。
プロセスを強制回収(kill)します。
関連情報
詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。
内容 | 参照先 |
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機能説明 | |
チューニング方法 | |
コマンド | asadminコマンドの以下のサブコマンド |
asadminコマンドでの定義項目名 |