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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

7.18.1 運用時に必要なディスク容量

機能: Java EE

ディレクトリ

ディスク容量
(単位:Mバイト)

備考(用途)


  [Java EE共通ディレクトリ]\work


  [Java EE共通ディレクトリ]/work

配備ファイルのサイズ × 2

配備時に使用する一時領域

[Java EE共通ディレクトリ]

配備ファイルを展開した資産のサイズ × 2

Java EEアプリケーションの資産一式


  [Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\logs\verifier-results


  [Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/logs/verifier-results

配備モジュールの誤りに依存

配備モジュールの検証結果を格納する領域


  [Java EE共通ディレクトリ]\nodeagents\ijna\サーバーインスタンス名\logs


  [Java EE共通ディレクトリ]/nodeagents/ijna/サーバーインスタンス名/logs

  • 時間によるローテーションを指定した場合
    1回あたりの出力サイズ × 1日あたりの採取回数 × (保存するログファイルの世代数 + 1)

  • サイズによるローテーションを指定した場合
    ログファイルのサイズ × (保存するログファイルの世代数 + 1)

※1回あたりの出力サイズは、ログファイル1つにつき約0.0001Mバイト~0.0005Mバイトです。

※1日あたりの採取回数は、コマンド起動時に指定された採取間隔により決まります。
採取間隔の指定単位は1分のため、「1440÷採取間隔」で1日あたりの採取回数を求めることができます。

※ログファイルのサイズは、ログ設定で指定したログファイルのサイズです。

※保存するログファイルの世代数は、ログ設定で指定したログファイルの世代数です。


  [Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\applications\j2ee-apps


  [Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/applications/j2ee-apps

配備するエンタープライズアプリケーション(.ear)を展開した資産のサイズ


  [Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\applications\j2ee-modules


  [Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/applications/j2ee-modules

配備する下記アプリケーションを展開した資産のサイズ

  • Webアプリケーション(.war)

  • EJBモジュール(.jar)

  • コネクタモジュール(.rar)

  • アプリケーションクライアント(.jar)


  [Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\generated


  [Java EE共通ディレクトリ]/domains/interstage/generated

配備するアプリケーションの構成に依存します。

なお、大容量、および多数の配備モジュールを配備する場合、開発環境でアプリケーションの配備を行い、生成物の容量を事前に確認することを推奨します。


  [Java EE共通ディレクトリ]\commands


  [Java EE共通ディレクトリ]/commands

最大4Mバイト


[Java EE共通ディレクトリ]\domains\interstage\imq\instances\ブローカインスタンス名


[Java EE共通ディレクトリ/domains/interstage/imq/instances/ブローカインスタンス名

初期値1MBに下記で算出した値を加算してください。

  • 物理格納先ごとに以下の値を算出し、合計してください。
    最大蓄積件数×(メッセージボディに設定する最大サイズ+メッセージプロパティに設定する最大サイズ+0.0003)×2

  • imq.log.file.rolloverbytesプロパティに設定したサイズ×10

(トランザクションを使用する場合)

  • トランザクションの合計数×0.002

  • トランザクション中に受信するメッセージの最大数をnとして、n×(512+32×n)×トランザクションの合計数×0.000001

(Durable Subscription機能を使用する場合)

  • durable Subscriberの最大数×0.003

メッセージブローカを複数起動する場合には、メッセージブローカごとに左記の値を算出し、各値を合計してディスク容量を算出してください。

[トランザクションログの位置]

キーポイント間隔の設定値 × 0.0005Mバイト + 0.15Mバイト

トランザクションログファイルの格納先

[セション格納位置]

passivateされたBeanインスタンスのファイルサイズ × passivateされたBeanインスタンス数

Beanインスタンスのファイルサイズやpassivateされる数量は、配備するアプリケーションやアプリケーションの運用方法に依存します。

7.7.2 Enterprise Beanインスタンスのキャッシング」を参照しEJBコンテナ定義のチューニングを実施したり、負荷試験や運用リハーサルを実施したりしてどの程度のディスク容量が必要になるかどうか事前に想定し、見積もることを推奨します。