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Interstage Application Server/Interstage Web Server Java EE運用ガイド

3.19.5 XMLパーサの設定

ここでは、IJServerクラスタで使用するXMLパーサの設定方法について説明します。
IJServerクラスタが使用するXMLパーサの実装は、サービスAPIを使用して決定されます。IJServerクラスタが使用するXMLパーサの実装を変更する場合は、サービスプロバイダの構成ファイルを含んだXMLパーサ実装のJARファイルをIJServerに設定します。設定方法については、「3.19.4 IJServerクラスタで使用するクラスの設定について」を参照してください。
設定しない場合は、JDKに含まれるXMLパーサのXercesを使用します。
サービスAPIの詳細については、JAXPの仕様を参照してください。

サービスプロバイダの構成ファイルについては、Javaの仕様を参照してください。
JAXPインタフェースのレベルを上書きする場合は、JAXPインタフェースのJARライブラリが設置されているディレクトリをシステムプロパティの「java.endorsed.dirs」に追加します。詳細は、Javaドキュメント「Java 承認済みの標準オーバーライド機構」を参照してください。

指定可能なXMLパーサはJDK5.0に含まれるXMLパーサのバージョン(JAXP1.3)より新しいバージョンのXMLパーサです。JAXP1.3より古いバージョンのXMLパーサを指定した場合、アプリケーションの起動に失敗する場合があります。
Interstage Java EE DASサービスにJAXP1.3より古いバージョンのXMLパーサを設定した場合は、Interstage Java EE管理コンソールを使用することができません。この場合は、asadminコマンドを使用してJAXP1.3より新しいバージョンのXMLパーサに設定しなおしてください。