「EBSジョブ連携」は、「Systemwalker Operation Managerサーバ(実行サーバ)」と同じマシンに導入します。
「EBSジョブ連携」と「Oracle E-Business Suite」は異なるマシンには導入できません。
インストール環境やインストール手順については、「インストールガイド Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」を参照してください。
旧製品または旧バージョンレベルが導入されている場合
旧製品である「SystemWalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携 10.0」、または、旧バージョンレベルの本製品「Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」の「EBSジョブ連携」が導入されている場合、本製品「Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」の「EBSジョブ連携」をインストールするには、旧製品または旧バージョンレベルのアンインストールが必要です。
旧製品または旧バージョンレベルからのアップグレードインストールはできません。また、旧製品と本製品とを混在させることはできません。
旧製品または旧バージョンレベルからシステム環境を引き継ぎたい場合は、以下の手順で本製品に引き継ぐことができます。旧製品または旧バージョンレベルをアンインストールする前に、「システム環境設定ファイル」および「アクセス制御情報データベース」を退避し、本製品をインストールした後に復元してください。
手順を以下に示します。
「システム環境設定ファイル」および「アクセス制御情報データベース」を退避します。
# cd /opt/FJSVorcj/etc <Return> |
旧製品または旧バージョンレベルをアンインストールします。
本製品をインストールします。
「システム環境設定ファイル」および「アクセス制御情報データベース」を復元します。
# cp -p 退避ディレクトリ/cjconf.ini /opt/FJSVorcj/etc <Return> |
非互換項目
旧製品である「SystemWalker for Oracle E-Business Suite ジョブ連携 10.0」と、本製品「Systemwalker for ERPパッケージ ジョブ連携」の「EBSジョブ連携」との非互換項目は、以下のとおりです。
メッセージについての非互換項目
syslogに出力するメッセージ本文の「SystemWalker」の文字列が、「Systemwalker」に変更されました。
[対処方法]
ユーザアプリケーションなどでメッセージ本文を利用している場合は、「SystemWalker」の文字列を、「Systemwalker」に変更してください。