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Systemwalker Operation Manager  Systemwalker for ERPパッケージジョブ連携ガイド SAP R/3編

6.1 r3job.conf R/3 ジョブ連携 動作設定ファイル

ファイル名

r3job.conf

使用用途

SAP R/3 ジョブ連携の動作を設定するファイルです。以下の場合の動作を設定します。

格納場所

Systemwalker Operation Manager導入時にはファイルはありません。r3job.confを作成し、SAP R/3 ジョブ連携が導入されている任意の場所に格納します。

Windows

任意(SAP R/3 ジョブ連携が導入されているサーバ上)

UNIX

任意(SAP R/3 ジョブ連携が導入されているサーバ上)

ファイル形式

PROT_NEW=<MSGTYPE_SYSNAME>
              ・
              ・
CONV_UNICODE=<CONV_SYSNAME>
              ・
              ・
PASSWD_ULCASE=ON
XBP_VERSION=2.0

パラメタ

MSGTYPE_SYSNAME>

MSGTYPEを取得したいSAP R/3システムの接続先システム名を設定します。接続先システム名には、saprfc.iniのDEST制御文に指定されている3文字までの名称を指定します。

本パラメタは、接続先システムごとに定義することができます。

<CONV_SYSNAME>

UNICODE環境のSAP R/3システムの接続先システム名を定義します。接続先システム名には、saprfc.iniのDEST制御文に指定されている3文字までの名称を指定します。

本パラメタは接続先システムごとに定義することができます。

PASSWD_ULCASE

パスワードの英大文字・英小文字を区別する機能を有効にする時に、「ON」を設定します。「ON」以外を定義した場合、定義は無効となり、英字のパスワードは英大文字で扱われます。

XBP_VERSION

サーバグループを指定する時に、「2.0」を設定します。サーバグループを利用する場合、SAP R/3システムとの連携のために使用しているインタフェース XBP(eXternal Interface for. Background Processing)のバージョンを1.0から2.0に変更する必要があります。本パラメタで「2.0」を指定することにより、使用するインタフェースをXBP 2.0に変更します。「2.0」以外は指定できません。「2.0」以外を定義した場合、定義は無効となり、XBP 1.0で動作します(サーバグループは利用できません)。

注意事項

使用例

PROT_NEW=SN1

CONV_UNICODE=SN1
CONV_UNICODE=SN2

PASSWD_ULCASE=ON

XBP_VERSION=2.0