カスタムインストールでインストールされるパッケージについて説明します。
インストールシェルスクリプトによるカスタムインストールをパッケージ選択によって行う場合は、“4.1.1.1 必要なパッケージ”を、機能選択または、GUIインストーラによるカスタムインストールを行う場合は、“4.1.1.2 機能選択時にインストールされるパッケージ”を参照してください。
インストール済みパッケージの確認を行う場合、インストールシェルスクリプトによるカスタムインストール(パッケージ選択)実行時に表示されるパッケージ一覧画面で確認してください。(インストール済みのパッケージには“*”が表示されます。)
さらに、インストール済みのJDK/JREの種別やそれぞれのパッケージの詳細を確認する場合、rpmコマンドを使用してください。
本書におけるパッケージ名の表記やインストールシェルスクリプト、およびアンインストールシェルスクリプトで表示されるパッケージ名は、基本的には、RPMパッケージ名となっていますが、以下のパッケージ名については、RPMパッケージ名と一致していないため、rpmコマンドを用いてインストール情報の取得等を行う場合には注意が必要です。
パッケージ名 | RPMパッケージ名 | 備考 |
---|---|---|
FJSVjdk5 | FJSVawjdk-j2sdk50np4 | RHEL-AS4(x86)/AS4(EM64T)でJDK5.0をインストールした場合 |
FJSVawjdk-j2re50np4 | RHEL-AS4(x86)/AS4(EM64T)でJRE5.0をインストールした場合 | |
FJSVawjdk-j2sdk50np5 | RHEL5(x86)/(Intel64)でJDK5.0をインストールした場合 | |
FJSVawjdk-j2re50np5 | RHEL5(x86)/(Intel64)でJRE5.0をインストールした場合 | |
FJSVjdk14 | FJSVawjdk-j2sdk142np4 | JDK1.4をインストールした場合 |
FJSVawjdk-j2re142np4 | JRE1.4をインストールした場合 | |
FJSVots | FJSVots-SE |
|
インストールシェルスクリプトによるカスタムインストールをパッケージ選択によって行う場合、使用する機能のために必要なすべてのパッケージを選択します。
インストールする機能が必要とするパッケージをすべて選択してください。不足パッケージがあった場合、インストールやセットアップ、および運用に失敗する場合があります。その場合は、すべてのパッケージをアンインストールしてから正しくパッケージを選択して再インストールを行ってください。
インストールシェルスクリプトによるカスタムインストールをパッケージ選択で実行した場合、パッケージ選択画面には、必須パッケージであるFJSVisas、FJSVod、FJSVtd、FJSVextpは表示されませんが、インストール対象のマシンにこれらのパッケージがインストールされていない場合、必ずインストールされます。
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
- | FJSVihs |
SSL通信を使用する場合 | FJSVihs |
オンライン照合機能を使用する場合 | FJSVihs |
オンライン照合機能の運用時、Webサーバとディレクトリサーバ間にSSL通信を使用する場合 | FJSVihs |
使用機能分類 | インストールパッケージ | |
---|---|---|
Tomcat 5.5ベースのServletおよびInterstage Webサービスを含んだJ2EE機能を使用する場合 | FJSVjdk5 | |
JMS機能を使用する場合 | - | FJSVjdk5 |
SSL通信を使用する場合 | FJSVjdk5 | |
グローバルトランザクション機能を使用する場合 | FJSVjdk5 | |
JTS機能を使用する場合 | FJSVots | |
EJB機能を使用する場合 | FJSVisas | |
IJServerでセションリカバリ機能(Session Registry Client)を使用する場合 | FJSVjdk5 |
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
- | FJSVjdk5 |
SSL通信を使用する場合 | FJSVjdk5 |
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
リポジトリサーバを使用する場合 | FJSVjdk5 |
認証サーバを使用する場合 | FJSVjdk5 |
業務サーバを使用する場合 | FJSVjdk5 |
JAAS認証を使用する場合 | FJSVjdk5 |
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
- | FJSVjdk5 |
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
- | FJSVj2ee |
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
SOAPサービスを使用する場合 | FJSVjdk5 |
使用機能分類 | インストールパッケージ |
---|---|
UDDIクライアントを使用する場合 | FJSVjs2su |
GUIインストーラによるインストールを実行した場合、または、インストールシェルスクリプトによるカスタムインストールを機能選択によって行った場合にインストールされるパッケージを以下に示します。
・インストールシェルスクリプトによるカスタムインストールを機能選択によって行った場合、必須パッケージであるFJSVisas、FJSVod、FJSVtd、FJSVextpがインストール対象マシンにインストールされていなければ、選択する機能に関わらずインストールされます。
・GUIインストーラでは、必須パッケージのFJSVisas、FJSVod、FJSVtd、FJSVextpを「基本機能」と表示しています。
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
---|---|
Webサーバ(Interstage HTTP Server) | FJSVihs |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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JDK/JRE 5.0 | FJSVjdk5 |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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JDK/JRE 6 | FJSVjdk6 |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
---|---|
J2EE | FJSVsmee |
※) GUIインストーラでは、「J2EE拡張」を選択した場合にインストールされます。
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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Java EE | FJSVsmee |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
---|---|
Interstage管理コンソール | FJSVsmee |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
---|---|
SOAPサービス | FJSVsoap |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
---|---|
UDDIクライアント | FJSVuddic |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
---|---|
シングル・サインオン
| FJSVsmee |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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Interstage ディレクトリサービス | FJSVsmee |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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セキュア通信サービス | FJSVsmee |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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JDK/JRE 1.4 | FJSVjdk14 |
※RHEL-AS4(x86)/AS4(EM64T)で選択できる機能です。
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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Tomcat 4.1ベースのServletサービス | FJSVejb |
※RHEL-AS4(x86)/AS4(EM64T)で選択できる機能です。
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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フレームワーク | FJSVsmee |
インストールされる機能 | インストールされるパッケージ |
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サンプル | FJSVsmee |