ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server/Interstage Web Server メッセージ集

37.4.1 500

500  Internal Server Error

[意味]
  リクエストの実行を妨げるサーバの内部エラーが発生しました。

Servletサービスを使用している場合

  Servletサービスを使用している場合は、“37.6 Webアプリケーションの呼び出し時に、Webブラウザにステータスコードやメッセージが表示される場合”を参照してください。
  また、以下のメッセージが出力されている場合、以下の対処にしたがってください。

type <出力タイプ>
message <メッセージ>
description <説明>
exception
<
例外内容>
<
詳細>
root cause
<
エラー内容>
<
詳細>

[可変情報]
<出力タイプ>:Exception reportなど
<メッセージ>、<説明>:ステータス説明
<例外内容>+<詳細>、<エラー内容>+<詳細>:スタックトレース

[原因]

  1. Webアプリケーション環境定義ファイルの設定に問題があります。以下の原因が考えられます。

    • Webアプリケーションに含まれるプログラム(サーブレット、JSP、フィルタなど)で例外が発生しています。

    • Webブラウザで指定したURLで、サーブレット名の大文字/小文字が間違っています。

    • jsp-fileタグの指定に誤りがあります。

      • jsp-fileタグのパラメタを指定していません。

      • jsp-fileタグのパラメタに他のWebアプリケーションのJSPファイルを指定しています。

    • error-pageタグの指定に誤りがあります。

      • error-codeタグの記述に誤りがあります。

      • exception-typeタグを指定していません。

      • exception-typeタグの記述に誤りがあります。

      • exception-typeタグのパラメタを指定していません。

      • locationタグを指定していません。

      • locationタグのパラメタを指定していません。

  2. java.lang.OutOfMemoryErrorが出力されている場合には、以下の原因が考えられます。

    • システムのメモリ不足です。

    • Java VMのヒープ領域の不足です。

  3. Webサーバコネクタに定義されたWebアプリケーション名のアプリケーションがIJServerに存在しません。

[利用者の対処]

  1. Webアプリケーションに含まれるプログラム(サーブレット、JSP、フィルタなど)やWebアプリケーション環境定義ファイルの設定に問題がないかを確認してください。また、ワークユニットのコンテナログにメッセージが出力されていることがあるので、メッセージに従って対処してください。

  2. 以下の対処をしてください。

    • 現在起動しているServletサービス以外の不要なアプリケーションを終了してください。“チューニングガイド”を参照して必要となるメモリが十分に用意されているか確認してください。メモリ量が不足しているときには、メモリを増設してください。

    • Java VMの最大ヒープ領域のサイズを増やしてください。

  3. Webアプリケーションを配備してください。または、Webアプリケーション名が誤っている場合は、正しいWebアプリケーション名を指定して配備しなおしてください。

シングル・サインオンを使用している場合

【シングル・サインオン運用時の追加メッセージが出力される場合】

  各メッセージの対処にしたがってください。

An internal error has occurred. %s1

  内部エラーが発生しました。%s1

[可変情報]
%s1:エラー詳細コード(注1)

[意味]
  以下の原因が考えられます。

[利用者の対処]
  以下の対処を行ってください。

  なお、対処完了後、再度操作を行う場合は、現在使用しているブラウザをいったん閉じてから、再度操作を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
  業務サーバのシステムのログにエラーメッセージが出力されているか確認し、エラーメッセージが出力されている場合は、エラーメッセージに対する[ユーザの対処]にしたがって誤りを取り除いてください。
  また、エラーメッセージが出力されていない場合は、SSO管理者に問い合わせてください。
  SSO管理者から問題が通知されなかった場合には、業務サーバを再起動してください。再起動を行っても現象が発生する場合には、業務サーバを運用するWebサーバの定義ファイル、または定義情報と、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を速やかに採取した後、技術員に連絡してください。

[SSO管理者の対処]
  認証サーバ、またはリポジトリサーバのシステムのログに出力されているメッセージに対する[ユーザの対処]にしたがって誤りを取り除いてください。

  認証サーバ間連携を行っている場合は、以下の対処も合わせて行ってください。

注1)エラー詳細コードは表示されない場合があります。

注2)ワークユニットのコンテナログは、認証サーバのInterstage管理コンソールの[システム] > [ワークユニット] > [ワークユニット名] > [ログ参照]タブの[コンテナログ]タブから参照してください。ワークユニット名には、認証サーバ間連携サービスを配備したワークユニットを選択してください。

【“Internal Server Error”がWebブラウザに出力される場合】

[意味]
  要求に対する処理を行うことができませんでした。

[利用者の対処]
  業務サーバ管理者に問い合わせてください。
  なお、対処完了後、再度操作を行う場合は、現在使用しているブラウザをいったん閉じてから、再度操作を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
  SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
  以下の対処を行ってください。

注1)統合Windows認証アプリケーションの起動については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“運用・保守”-“シングル・サインオンの起動”-“認証サーバの起動”を参照してください。

注2)認証サーバ間連携サービスの起動については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“運用・保守”-“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。

ステータスコードを含んだ見出しの文字部分が色の背景に白い文字で表示されているページがWebブラウザに出力される場合】

[意味]
  シングル・サインオンの運用で内部異常が発生しました。

[利用者の対処]
  業務サーバ管理者に問い合わせてください。
  なお、対処完了後、再度操作を行う場合は、現在使用しているブラウザをいったん閉じてから、再度操作を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
  SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
  認証サーバのシステムのログに出力されているメッセージに対する[ユーザの対処]にしたがって誤りを取り除いてください。
  認証サーバのシステムのログにメッセージが出力されていない場合、以下の対処を行ってください。

1)認証サーバ間連携サービスの削除については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“運用・保守”-“認証サーバ間連携サービスの起動・停止・削除”を参照してください。

2)認証サーバ間連携サービスの配備については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“導入”-“導入手順”-“認証サーバ間連携サービスの配備”を参照してください。

【“The page cannot be displayed”/“ページを表示できません”がWebブラウザに出力される場合】

[意味]
  シングル・サインオンのメッセージページを表示できませんでした。

[利用者の対処]
  業務サーバ管理者に問い合わせてください。
  なお、対処完了後、再度操作を行う場合は、現在使用しているブラウザをいったん閉じてから、再度操作を行ってください。

[業務サーバ管理者の対処]
  SSO管理者に問い合わせてください。

[SSO管理者の対処]
  以下の対処を行ってください。

  1. Webブラウザに表示する以下のメッセージファイルのサイズが512バイト未満です。ファイルのサイズを512バイト以上にカスタマイズしなおしてください。

    • 統合Windows認証を行っている場合(注1)

      • 500_internal_error_en.html

      • 500_internal_error_ja.html

    • 認証サーバ間連携を行っている場合(注2)

      • 500internal_error_en.html

      • 500internal_error_ja.html

  2. 統合Windows認証アプリケーション、または認証サーバ間連携サービスで内部異常が発生しています。“【シングル・サインオン運用時の追加メッセージが出力される場合】”の対処に従い、原因を取り除いてください。

  3. 認証サーバ間連携を行っている場合は、以下の対処を行ってください。

    • 認証サーバ間連携ログを参照し、送信先シングル・サインオンシステム名に出力されている、相手シングル・サインオンシステムの管理者に、同様の確認を行うよう依頼してください。

    • 利用者がサインオフ操作を行っていた場合は、利用者のブラウザのアドレス欄に表示されているURLと、認証基盤のURLが一致する相手シングル・サインオンシステムの管理者に、同様の確認を行うよう依頼してください。

1)統合Windows認証時にWebブラウザに表示されるメッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”-“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”-“カスタマイズできるメッセージ”を参照してください。

2)認証サーバ間連携時にWebブラウザに表示されるメッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“認証サーバ間連携”-“カスタマイズ”-“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”-“カスタマイズできるメッセージ”を参照してください。