Interstage Application Serverは、Interstage Application Server Standard-J Editionと Interstage Application Server Enterprise Editionがあり、 Webアプリケーションを利用した小規模なシステムから、ノンストップ運用や多数のクライアントを同時にサービスするような高性能／高信頼が要求される基幹業務や大規模ECの企業システムまで、幅広く適用できます。
Interstage Application Server Standard-J Edition
Javaに特化したシステム構築に最適なスタンダード(Java)モデルです。アプリケーションフレームワークを内包することで、各種ソリューションを実現するe-ビジネスシステムを短期間かつ低コストで構築が可能になります。
Webサーバ機能、シングル・サインオン機能に加え、J2EE 1.4に準拠し、SOAP1.2/WSDLなどの最新技術をサポートしたJava実行環境をサポートします。
各業種のアプリケーション構築を支援するフレームワークをサポートします。
また、Interstage Application Server Standard-J EditionはシンプルなWebサーバを構築するためのパッケージ(Web Package)を提供しています。Web Packageを利用することで、システムのフロントサーバとしてのWebサーバを何台でも構築することができます。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Application Server Standard-J Editionの機能に加え、Java、COBOL、C、C++言語によるOLTPアプリケーション、 CORBAによる異種言語/プラットフォーム連携、SOAPによる他企業システム連携を実現する最も汎用性の高いスタンダードモデルです。また、ノンストップ運用や、高負荷状況でも安定したレスポンスを保証する高信頼化機能を装備しています。
異なる言語/プラットフォーム間を自由につなぐCORBA2.3/SOAP1.1をサポートします。
運用管理製品「Systemwalker」との連携により、システムの集中監視が可能です。万一のトラブルが発生した場合でも、ネットワーク経由で復旧できるなど、システム運用性を大幅に高めることができます。
不測事態発生時に業務運用を代替マシンへシームレスに引き継ぐホットスタンバイ機能、システムを停止することなくアプリケーションの入れ替えが可能な動的アプリケーション入れ替え機能などの先進の高信頼化技術により、安定したシステム稼働を実現します。
企業間取り引きの世界標準ebXMLにより、他社の企業システムとの取引を早期に実現できます。
メインフレームなどのさまざまなプラットフォーム上のシステムと連携して構築される大規模高信頼システムへの対応として、他プラットフォームとの効率的な連携を実現する非同期通信サービスを提供します。
