CORBAアプリケーションの運用を開始する前に、以下の環境設定が必要です。
■CORBAサービスの環境設定
CORBAサービスのサーバ(ネーミングサービス、インタフェースリポジトリなど)のホスト情報を設定する必要があります。ホスト情報の設定は、odsethostコマンドまたはInterstage管理コンソールにより行います。
ホスト情報の追加/削除を行った場合は、次回のCORBAサービス起動時より有効になります。
CORBAアプリケーション(Java)の実行時には、以下の環境変数が設定されている必要があります。
OD_HOME | C:\Interstage\ODWIN |
CLASSPATH | .:C:\Interstage\ODWIN\etc\class\ODjava4.jar (JDK5.0/1.4使用時) |
.:C:\Interstage\ODWIN\etc\class\ODjava2.jar (JDK1.3使用時) |
注) Windows(R)では、これらの変数はインストール時に設定されます。
OD_HOME | /opt/FSUNod |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FSUNod/lib |
CLASSPATH | .:/opt/FSUNod/etc/class/ODjava4.jar (JDK5.0/1.4使用時) |
.:/opt/FSUNod/etc/class/ODjava2.jar (JDK1.3使用時) |
注) CORBAアプリケーション運用時には必ず設定されるよう、ユーザプロファイルなどに定義しておくことを推奨します。
OD_HOME | /opt/FJSVod |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FJSVod/lib |
CLASSPATH | .:/opt/FJSVod/etc/class/ODjava4.jar (JDK5.0/1.4使用時) |
.:/opt/FJSVod/etc/class/ODjava2.jar (JDK1.3使用時) |
注) CORBAアプリケーション運用時には必ず設定されるよう、ユーザプロファイルなどに定義しておくことを推奨します。
■CORBAアプリケーションの開発
CORBAアプリケーションの開発には、Interstage Application Server Enterprise Editionが必要です。Interstage Application Server Enterprise Editionに含まれている以下のマニュアルを参照して、開発してください。
アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)
リファレンスマニュアル(API編)
なお、本製品上で動作するCORBAアプリケーションを作成する場合は、クライアントアプリケーション(CORBAクライアント)として作成してください。
■CORBAアプリケーションの動作環境チューニング
CORBAサービス・アプリケーションを運用する上で必要となる環境・資源のチューニングを行います。
configファイルは、CORBAアプリケーションの環境定義情報が格納されています。
動作させるCORBAアプリケーションの多重度を増やした場合など、パラメタ値を増やす必要があります。詳細は“チューニングガイド”の“config”を参照してください。
configファイルのパラメタ値を増やした場合に、一部のシステムパラメタ値を増やす必要があることがあります。“チューニングガイド”を参照して、CORBAサービス・アプリケーションを動作させるために必要となるシステム資源を確保するために、システムチューニングを行ってください。